ヒストリー

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2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
2015
2016
2017
2007

まなびの森のはじまり

 2000年から行われた政府による情報化推進政策の一環として、IT講習会が自治体ごとに開催されておりました。当時私は、そのIT講習会のパソコン講師をしておりました。受講者の間にもっと習いたい、もっと交流したいといわれる方が多くなり、これから高齢化社会を迎える中で、気軽に行ける公民館でいろいろな講座が開かれていれば楽しいだろうなと思い始めました。

  その頃、母のように慕っておりました元教員の佐伯先生(写真右)に私のビジョンをご相談させて頂きました。先生は私のビジョンが大きすぎて、想像がつかないと、目を白黒させて話を聞いておられましたが、後で一言。『なにかを始めるときは、沢山のことをいっぺんにしないで、まずは一つから初めてみたらどうですか?最初は小さな針ほどの穴でも、続けていれば自然と大きく広がっていくものです。』そうおっしゃって頂けましたので、まずは公民館パソコン講習から始めてみることにしました。

 まなびの森というネーミングは、何かを学ぶことを目的として集まった様々な人たちがそこで、癒し癒され、育まれる、居心地のいい大きな森のような存在になれる活動をしていきたいという思いによるものです。

2008

まなびの森事務所開設

 2008年7月1日まなびの森事務所を開設しました。それまでは、木原の自宅がまなびの森の拠点でした。ほとんどボランティアのような活動をしておりましたので事務所を構えるなどということは全く考えておりませんでした。スタッフミーティングは、近くの喫茶店などで行っており、集まる場所が無くてちょっと不便だな?と思っていたところ、たまたま店舗付住宅の中古物件を見つけ、そこにお引越しをすることになり、一階の店舗をまなびの森事務所に使うことにしました。

 とっても小さな事務所ですが、ぎっしり入れば12名まで座れます。狭いからこそ、そこに集うと親密感が湧き、皆さんのお話がよく聞けます。この事務所ができたことで、公民館を使用しなくても、さまざまな少人数の講座を気軽に開催することが可能になりました。活動の場所が一つ増えたことで、パソコン教室から始まったまなびの森のビジョンを一つづつ増やしていくことが出来るようになりました。

2009

新講座が続々登場!

 必要なときに、必要な人と出逢うようになっているのでしょうか。パソコン講座から始まったまなびの森ですが、その講座にご参加いただく受講生の中に、いろいろな特技を持った方が、沢山おられました。親しくなるうちにその方々が持っている特技を生かした講座を開催してもらえないかと思うようになりました。実際に講座を持ちたいと思われている方や、とてもそんなことはできないとおっしゃられる方、いろいろおられました。

 私たちは、受講生も講師も楽しめるというのが基本的な考え方なので、講師の先生の不安材料となる企画や人員募集、会場準備など、いろいろなわずらわしい事を全部引き受けることにしました。その考え方がよかったのか、新しい講座が続々登場し始めました。まなびの森事務所での開催や、公民館での元気活力講座など、さまざまな講座を開催することが出来始めました。 

2010

石の上にも三年

 まなびの森を始めるときに、どんなに大変でも3年間は続けると決めていました。 過ぎてみればあっという間で、この3年間でパソコン講座は延べにすると1,000名以上の方に受講していただき、ヨガの森は開講当初の人数の倍程の方々に、ご参加いただけるようになりました。パソコン講習の後にはいつもアンケートをご記入頂いておりますが、どのスタッフに対しても高い評価を頂き、また、まなびの森からのお知らせが必要のない方は、アンケートは無記名で構わないとお知らせしていますが、ほとんどの方が住所と名前を書いてくださっております。みなさんのアンケートを一枚一枚丁寧に読ませて頂き、今後の講習の反省や課題にさせて頂いております。

 3年を過ぎると、通常ならば、だんだんやることがマンネリ化してきて、受講生はもちろんスタッフも慣れからくる中だるみが起こる傾向にあります。そんな時、ある方から『現状維持は最大の破滅だ!』といわれ、このまま目標も立てずに、同じことを繰り返しやっていたのではいけないなと思いました。

 そこで、講習はなるべくタイムリーな企画や新しいテキストを用い、同じものを繰り返さないようにしました。また、スタッフに対しても、各個人が持っている特質をしっかり見抜き、それを生かせる役割を与え、そしてその役割を本人にしっかり任せて仕事をしてもらうことで、本人たちのモチベーションややりがいがアップするような取り組みをしました。常に何か新しい物にチャレンジする挑戦力を持ち続けていましたので、新たなる挑戦は、更なる進化を起こしました。

2011

塩見先生とのめぐり逢い

 息子の小学校の参観日の後で、のらねこ学かん館長 塩見志満子先生の素晴らしい講演会をお聞きして、鳥肌が立つほど感動したというお話を、スタッフの古森にしましたところ、その先生を知っているというのでびっくりしました。とんとん拍子にまなびの森の事務所で小さな講演会をしていただけることとなりました。普段は全国を飛び回って年間200回以上の講演をこなされているというお話を伺っておりましたので、こんな小さな事務所に本当に来てくれるの?と夢のようなお話だなあと思っておりました。

 先生は、へんてこに曲がった一本の大根を持ってこられて、生きる力についてのお話をしてくださいました。 壁に当たれば横に伸び、また壁に当たればまた横に伸びして育った大根の形は、見かけはへんてこりんだけど、 こうして立派に生きているのだ!と大根を大事に大事に持ってお話をされました。決してあきらめないで生きて生きぬいて欲しいという命のお話でした。

 このご縁で、公民館でも塩見先生の講演会をいくつか開催していただきました。何度聞いても、涙がとまらない魂を揺さぶる講演会です。先生にはまなびの森の活動を応援して頂ける沢山のお言葉を頂きました。まなびの森のトップページに出ているマザーテレサの言葉を引用した大河の一滴も、私たちの活動を、評価して頂いた言葉です。 くじけそうな時もありますが、時々その言葉を心で感じて活動をしております。

2012

古森茂美メイン講師デビュー!

 ロールプレーイングゲームで例えるならば、上のダンジョンに上がるには、今持っている武器を最大限に生かして、ボスを倒さないと次の扉は開きません。新しいその扉を開けないでずっとそこにいるか、次の扉を開けてみようとするかは、本人が決める事です。武器も装備も揃っていないのにボスを倒しに行くことは無謀ですが、十分にその準備ができているならばチャレンジしてもらいたいと私は思いました。

 スタッフ古森のメイン講師デビューもそういうタイミングでやってきました。彼女なら十分にメイン講師が出来る素質も準備もあると判断していましたので、本人以外はみんな安心していました。”案ずるより産むが易し”。開講した講座は大人気で、古森の優しい人柄に、沢山のファンが集まりました。こうしてスタッフ一人一人が次の新しいチャレンジをしています。

2013

WEBサイトリニューアル部門に挑戦!

 スタッフの子ども達が、高校や大学に進学していく年代になり、仕事よりも家庭を一番に考えて欲しいというスタンスで仕事をしてもらっていたのですが、そろそろ時間もたっぷり取れそうになってきたので、新しい分野にも挑戦してみたいと思っていました。そんな時、立てづづけにWEBサイトのリニューアルのお話がきて、6か月間に2つのリニューアルサイトと1つの新規WEBサイトを作成することが出来ました。

 これからは、こちらの分野の扉も開けてみようかとスタッフと相談してWEBサイトリニューアル部門を立ち上げることにしました。まだまだ不安はいっぱいありますが、私たちにしかない特質を生かせられるような仕事が出来るように頑張っていきたいと思います。

2014

祝:まなびの森WEBサイトリニューアル!

 年明け早々、まなびの森のホームページを一月中にリニューアルすると期限を決めました。スタッフの吉中はスケジュールを管理するのが得意で、彼女の締切力でいつも仕事がうまく回ります。所詮人間は、楽な方に流れる傾向がありますが、いつまでにこれをするという明確な目標を立てることが(締切力)大切だと常々思っています。忙しい人に仕事を頼めとも言いますが、しっかり自分のスケジュールを把握していると、次にしないといけないことが明確なので、最短で効率よく作業をすることが出来ます。勢いに乗るという表現がただしいかもしれませんが、そういう感じであっという間にリニューアルページが完成しました。

 今回のリニューアルで、まなびの森の歴史を振り返ってみると本当に不思議なご縁で人と出逢い、沢山の人達に助けられ、そして見守られてきたのが良くわかります。今までに出逢えた方々に心から感謝して、これからも更にパワーアップしてまなびの森を大切に育てて行きたいと思っております。     

2015

『まなぶ』ということを追及する年

 当初、まなびの森を作るときに、『学ぶ』ということについて詳しく調べてからにしようと、本屋や図書館などを巡りました。そして最終的に行きついた本が、吉田松陰先生の本でした。それからというもの、沢山の松陰先生のことを書いてある本や文献を読みあさりました。

 松陰先生にまつわる本を読むことは、私にとって衝撃的な魂を揺さぶられる大切な出会いでした。
まなぶ・真似ぶ・学ぶ・學ぶ。言葉にしてもいろいろありますが、あえてひらがなの「まなび」を使うことにしたのは、それらすべての意味を含ませたかったからです。
 今年から始まったNHK大河ドラマ『花燃ゆ』は、その松陰先生の妹、文(ふみ)のお話。今年それが大河ドラマになったことがまたすごくご縁を感じます。

 まなびの森のスタッフは、昨年から新しいまなびをしております。WEBやデザイン、そして写真など、パソコン講師としてだけでなく、少しステップアップしようとそれぞれが前向きに新しいことにチャレンジしております。

 そういう意味で、今年のまなびの森は「まなぶ」ということを追及していく始まりの年だと思っております。 年齢を重ねると、自分より年上の人に学ぶことよりも、自分より年下の若い人たちに学ぶ機会も増えてきます。 彼らには自分たちにない発想や考えがあり、本当に刺激を受けることが多いです。いくつになってもまなぶ姿勢を持ち続け、昨日の自分より今日の自分の成長を感じられる、そういう人になれればいいなと思っています。

2016

強く思いつづけることの大切さ

今から22年前1994年に遡りますが、私が当時住んでいた広島の公民館で『ママと遊ぼう』という幼児教室に参加し、高園麗先生と運命的な出会いをしました。
その先生が開催する幼児教室がとても魅力的で、その先生に魅了され、いつか私も公民館でこのような素敵な居場所を提供できるような取り組みをしてみたいとずっとずっとビジョンを思い抱いておりました。

当時は、具体的にどのような活動をしていったらいいのか?わからず暗中模索でした。大まかなビジョンは常に頭の中にありましたが、何から初めていいのかわからず、とりあえずは、昨日よりましな今日であろうと思い、今日よりよき明日であろう強く願い、自分の存在が誰かの役に立つようなそういうことを積み重ねて行こうという思いで行動していました。

いつも常に憧れの高園先生の面影をイメージし、機会があれば公民館で大人の居場所を作る活動をしたいと強く願い、まなびの森のパソコン教室を始めてみることにしました。 そしてさらにいろいろな活動で幅を広げて形を変え、その先にあったものが、去年初めて開催したげんきの森プログラム(認知症予防講座)でありました。

それは当初の幼児教室とは対象年齢が違いますが、私が思い描いていたイメージ通りの教室でした。私のような平凡でどこにでもいるような普通の人間でも、そうなりたいという願いを強く持ち 行動していれば夢は叶うのだなとおもいました。まだまだ始まったばかりですが、自己満足に終わらないように、まなびの森のいろいろな活動が時代にあった形で変化し、地域の人に喜ばれ続けるような活動を今年も提供して行きたいとスタッフ一同強く思っております。そして私たちと一緒に参加される方々に小さな幸せと笑顔を運べますように・・・。

2017

NPO法人化へ

今年でまなびの森が誕生してから丸10年になりました。振り返ってこれまでの出来事を思い出してみると、とても懐かしく感じます。
この、節目とも言える2017年の仕事初めの1月4日に、NPO法人化の申請書類を愛媛県に提出いたしました。 昨年一年間、活動エリアの公民館で開催してきました、認知症予防講座げんきの森部門をまなびの森から独立させて"NPO法人認知症予防サポートげんきの森"として活動をして行くことに決定しました。

NPO法人設立においては、理事の方々が7名ご協力いただけることとなり、設立前に沢山のご尽力を頂きました。今後、2か月の縦覧期間を経て、3月末くらいには法人認証がおりる予定となっております。げんきの森部門を法人化することで、利用者様の自己負担額を少しでも軽減できたらいいなと思っております。
この活動を通して、沢山の方々の善意が形を変えながら、超高齢社会の中で生きていく方々に少しでも健康で幸せな日々を過ごすお手伝いが出来ればと願っております。

スタッフ6名もまた一つ歳を重ね、熟女から超熟女軍団になってしまいましたが、気持ちは20代のころと全く変わらずいつも楽しい毎日を過ごしております。自分の特質を活かせて誰かに喜んでもらえるような仕事を提供できるように・・・。今年もスタッフ一同元気いっぱいで頑張っていきたいと思います。本年もどうか宜しくお願いいたします。

NPO法人設立趣旨書はこちらからご覧ください。