インターネットは「検索」で使いこなそう!
 


みなさんは、インターネットをどのように楽しんでいますか?

インターネットエクスプローラー(このアイコンが目印)を立ち上げて最初に表示されるページを眺め、それから「お気に入り」の中身を見る・・・と、これだけでも十分楽しめますが、なにか調べ物をしたい時など、どのようにして目的のページを探せばよいのでしょうか?


よく知られている「YAHOO! JAPAN」(←クリックすると、YAHOO! JAPANのトップページが開きます。)を例に、ご説明します。

トップページを開くと、画面中央の上寄りに、「検索窓」があります。
ここには、調べたい語句を入力できるようになっています。

北海道旅行の計画を立てるために、インターネットで調べ物をしたいと思います。

そこで検索窓に、「北海道旅行をしたい。温泉に入って、カニも食べたい。」と入力し、検索ボタンを押してみました。

すると「次の条件に一致する情報は見つかりませんでした」という結果になってしまいました。

実は検索機能は、検索窓に入力した文字列が全て含まれているページを探し出して表示しています。

したがって文章が長ければ長いほど、一致する確率は下がってしまいます。

検索窓には文章ではなく、単語で入力しましょう。(戻るボタンで、最初のページに戻ることができます。)

「単語で入力」と書きましたが、今度は「北海道旅行」とだけ入力して、検索ボタンを押してみました。

すると七千万件を超えるページが該当してしまいました。

これでは数が多すぎて、一体どこを見ればいいのかかえって混乱しますね。

こういう場合は、いくつかの単語を並べて入力してみましょう。

単語と単語の間は「スペースキー」で一文字分空けます。また、語句も少し工夫してみます。
北海道旅行を「北海道」と「個人旅行」に分けてみました。

@ウェブ検索結果のページになります。
A今度は約一万五千件が該当しました。(ヒットするとも言います。)
Bこの通し番号は、いわゆる「人気順」です。企業のサイトが上位に来ることが多いようです。
C先ほど入力した語句が太字で表示されています。

ページ内の文章が一部分だけ出ているので、それを読んで「これは役に立ちそうだ!」と思ったら、下線の付いた青文字をクリックして該当ページを開きます。


検索のコツがつかめると調べたいことがすぐに見つかり、インターネットの便利さ、楽しさもよりいっそう味わえることと思います。


ちなみに語句そのものの意味を調べたいときは「〜とは」と、語句の後ろに「とは」を加えると、うまくヒットします。


 
  ネットで見つけたイラストをハガキなどに挿入したい
 


年賀状などを作成するときに、専用のソフトや本を購入すると素敵な作品が出来上がりますが、そういったものがなくてもインターネットで見つけたイラストをパソコンに取り込んで印刷することもできます。

その中でも比較的簡単な方法をご紹介します。(この方法では取り込みができない場合もあります。)


「イラスト 素材集 無料」などで検索をかけると、たくさんのイラストを扱っているサイトを見つけることができます。
中には有料のサイトや、利用に条件の付いたものもありますので、必ず「規約」を読みましょう。

利用可能なイラストを見つけたら、保存したいイラストの上で右クリックをします。

   

「名前を付けて画像を保存」をクリックします。

(右クリックをしてもこのメッセージが出ない場合は、この方法ではイラストを取り込むことはできませんので、他のものを探してください。)

@画面左の「デスクトップ」のボタンを押します。(保存する場所がデスクトップと表示されます。)

Aファイル名はそのままでも、変更してもかまいません。ここでは「もみじ」と名前を付けます。元々あるものをDeleteもしくはBack Space で消し、「もみじ」と入力します。

B「保存」をクリックします。

これでデスクトップに「もみじ」という名前で、イラストが保存されました。

   

Wordや、ハガキ作成ソフトなどを立ち上げます。(ここではWord2003で説明します。)

「挿入」→「図」→「ファイルから」と進みます。
◆Word2007と2010は、「挿入タブ」→「図」、Word2013は「挿入タブ」→「画像」と進みます。

「図の挿入」画面が出てきます。

@左の「デスクトップ」ボタンを押します。(ファイルの場所がデスクトップに変わったことを確認。)

A「もみじ」というファイルをクリック。(もし、ここで「もみじ」が見当たらなければ、一番下の「ファイルの種類」を「すべての図」に変更します。)

B最後に「挿入」ボタンを押します。

※「○○.png」や「○○.gif」「○○.jpg」など、ファイル名の後ろにアルファベットが続けて表示される場合があります。これは拡張子というもので、「画像」を現すパソコン上の決まりごとです。

イラストが挿入されました。

ソフトによって挿入方法は違いますが、説明書などを参考に、チャレンジしてみてください。

「イラストをどこに保存したか」「イラスト=ファイル」ということを把握していれば、きっと上手くいくと思います。

 
  使わないツールバーを消してスッキリさせよう!
 


インターネットを見る画面(インターネットエクスプローラー。以下IEと表記)の上部に、いつの間にかたくさんのツールバーが並んで、ネットを閲覧する画面が狭くなっていませんか?

普段使わないツールバーは非表示にして、広々とした画面でインターネットが見られるようにしてみましょう。


検索エンジン(ヤフーやGoogleなど)のツールバーをインストールしたり、セキュリティソフトを入れたりしているうちに、どんどんツールバーが増えてしまい、その分画面が狭くなってしまいました。

まず、IEの画面上部の何もないところで「右クリック」します。

出てきた項目の中から不要なもののチェックを外します。(とりあえず非表示にするだけなので、インストールしたものが消えてしまうわけではないです)

ここでは「標準のボタン」「アドレスバー」「Googleツールバー」を残して、後は全部チェックをはずしてみます。

ずいぶんスッキリしました。(6段あったものが、3段に減少)

これだけでも十分ですが、さらに「標準のツールバー」の中のあまり使わないボタンの消し方もご紹介します。

「表示」→「ツールバー」→「ユーザー設定」と進みます。
は「ツール」→「ツールバー」→「カスタマイズ」。
以降は、元々ツールバーは非表示になっています。

「ツールバーの変更」画面が出てきます。

右側の「現在のツールバーボタン」の中から、あまり使わないと思うボタンを選んで、中央の「削除(R)」をクリックします。

「現在のツールバーボタン」に必要なものが残っているかどうか確認して、画面を閉じます。

さらに、ツールバーの段数を減らすこともできます。

「区切り線」にマウスを近づけると、図のように左右の矢印が表示されます。(もし表示されない場合は、「何もないところで右クリック」→「ツールバーを固定する」のチェックを外します)

この状態でドラッグ(マウスの左ボタンを押しっぱなしにして引きずる)すると、ツールバーを移動させることができます。

ここでは「標準のツールバー」の隣に「Googleツールバー」を配置してみました。この要領で、よく使う機能だけを一列に収めてしまうことができます。

思い通りのレイアウトになったら、間違えてツールバーを移動させてしまわないように固定しておきましょう。

ツールバーの何もないところで「右クリック」「ツールバーを固定する」にチェックを入れればOKです。

 
  以前見たサイトを探す方法は?
 
以前見たことのある、「お気に入りに登録」をしていないサイトをもう一度見たい時、検索やアドレス入力をする以外に便利な方法があります。

まず、ツールバーにある「履歴ボタン」をクリックします。(以降でツールバーがない場合は、画面右上の★をクリックします。)

画面左(以降は右)に「履歴」のバーが表示されます。

「今日」「昨日」「金曜日」「木曜日」・・などと、その日に訪れたサイトが出てくるので(以降で履歴タブがある場合、そこをクリック)、その中から見たいものをクリックします。

もう一つは、アドレスバーから探す方法です。

アドレスバーに直接入力したURL(コピーして貼り付けしたものでも可)は、この中に記録されています。

「V」ボタンをクリックし、これだと思うアドレスを選べばOKです。

 
  インターネットの文字を大きくしたい
 


インターネットを楽しんでいて、「もう少し大きな字の方が読みやすいのに」ということはありませんか?
ここでは、文字のサイズを変える方法を二つご紹介します。

ただし、この方法で文字の大きさが変化しない部分やホームページもあります。


これは、文字サイズ「中」です。少し小さいですね。

.画面上の「表示」をクリック(ない場合は、Altキーを1回軽く押すと表示される)し、出てきたメニューの中の「文字のサイズ」をポイント(マウスを合わせる)します。

「最小〜最大」までの5段階の文字サイズから、お好みのものを選んでクリックします。


こちらは「最大」を選んだ時のものです。ずいぶん見やすくなりました。

マウスホイール(マウスのボタンの間に付いている)を操作することでも、文字の大きさを変えることができます。
「Ctrl」キーを押しながら、マウスホイールを向こう側に回すと大きくさくなり、手前に回すと文字が小さくなります。