在宅医療について
入院が困難な患者さんの自宅もしくは施設などに、医師が定期的に訪問し、診察や検査、薬の処方、予防的な指導などを行います。通常は2週間に1回で、患者さんの状態に応じて週1回、それ以上も可能です。
24時間365日お電話を受け付けています。
たとえばこのような方をご支援しています。
- 脳こうそくなどで、身体機能が低下した方
- 神経難病や肺疾患などで、呼吸器管理を必要とする方
- 外来でがん治療を行っている方
- がん末期で痛みのケアを必要とする方
- 排尿や排泄の医療的管理を必要とする方
- 在宅において医療的ケアが必要な小児の方
- 認知症の方など
それまでの病院の主治医に2ヶ月に1回など定期的にかかり続けながら、並行して在宅医療を受けることもできます。
また検査や治療などのために入院が必要なときには、入院することもできます。
そのほか年齢や疾病によっては「介護保険」を使えます。国が定める特定疾患の場合は公費負担もあり、障害者手帳をお持ちの方であれば自治体からの補助を使うこともできます。
また当院では、交通費はいただいておりません。
医療者がそれぞれの治療の長所短所を整理してお伝えした上で、ご本人とご家族の希望と選択を一番大切にいたします。
連携するケアマネージャーと協力して、介護が必要な方の生活を支えるチームケアの体制を作ります。
(実際にひとり暮らしの患者さんも複数人いらっしゃいます)