音楽療法という言葉が生まれたのは戦後ですが、その歴史は古く、音楽が治療に用いられるようになったのは古代エジプト時代とも言われています。音楽には心身を癒す力があります。主治医の指示により、プロのヴァイオリニストがご自宅にうかがい、リクエストに応じて患者さんの思い出の曲を演奏しています。認知症の方や、言葉でうまくコミュニケーションがとれない方にとって癒しの時間となります。

特徴

  • 30分間がセラピーの基本時間です。
  • 音楽療法士の資格を持っているプロのヴァイオリニストがうかがいます。音楽だけでなく傾聴を基本としたコミュニケーションで、いまのお気持ちなどをうかがいます。
  • クラッシックから軍歌、演歌までレパートリーが広いので、思い出の曲などをリクエストしていただけます。
  • 一緒に歌いたい方は、お伝えいただければ次回うかがう時には「歌詞カード」をプリントしてお持ちします。

毎年、ご本人・ご家族・ご遺族の方々をご招待する「ファミリーコンサート」では、音楽療法士が演奏をします。


NHK「おはよう日本」「おはよう東海」にて、当院の音楽療法士が取り上げられました。バイオリンにあわせてうれしそうに歌を歌う患者さんのご様子などを取材いただきました。


音楽療法士・濱島秀行のサイト http://www.hamajima-violin.net