使ってる?タブブラウザー
 
インターネットで新しいページが開くリンクをクリックした時に、以前のバージョンのInternet Explorerでは、その都度新しいウィンドウが開いていました。

実は、開いているウィンドウが多ければ多いほどパソコンに負荷がかかり、インターネットが快適に見られない原因になることがあります。

最近のInternet Explorer(バージョン7以上)には、開くウィンドウは1つだけで、タブ(電話帳の50音の見出しのようなもの)を切り替えることにより、複数のページを表示できる「タブブラウザー」という機能が備わっています。

機能はあるのに、設定ができていない場合もありますので、ちょっと確認してみましょう。

なお、この解説は、Internet Explorer9の画面を使用しています。みなさんのパソコンとは見た目が違っているかもしれませんが、使い方は同じです。

まず、ここをクリックしてみてください。まなびの森のホームページのトップ画面が出てきます。

そのトップ画面は、どのように出てきましたか?
この図のように「タブ」で新しいページが開いた場合は、すでにタブブラウザーが機能していますので、設定は必要ありません。

このように2つのウィンドウに分かれて出てきた場合は、タブブラウザーが働いていません。(出てくるウィンドウの大きさは、パソコンによって違います。)
Internet Explorer7以上のバージョンなら、設定を変えることで機能がが使えるようになります。

ここから先は、2つのウィンドウを左右に並べ、2つ目のウィンドウ側で操作することをお勧めします。(このウィンドウ側で操作すると、設定中に画面のスクロールができないため。)

まず、画面右上の「歯車」のようなマーク(マークと共に、ツールと書いてある場合もあります)をクリックします。(@)

ボタンが見当たらない場合は「Altキー」を押し、画面左上あたりに表示される「ツール」という文字をクリックしてください。

その中から「インターネットオプション」を選びます。(A)

 

「インターネットオプション」画面が開きます。

"全般"の中に「タブ」という項目があれば、「設定」をクリックします。

タブの項目がない場合は、Internet Explorerのバージョンが低いため、タブブラウザーには対応していません。

 

「タブブラウズを有効にする」にチェックを入れます。(@)

この操作だけでタブブラウザーの機能が使えるようになりますが、お勧めの設定として、ポップアップ(別ウィンドウが開く)の発生時の動作を「ポップアップを開く方法をInternet Explorerで自動的に判定する」に変更します。

最後にOKボタンを押します。(B)
(続けて「インターネットオプション」の画面のOKボタンも押します。)

 

画面右上の×印をクリックし、一度Internet Explorerを終了します。

次回からタブブラウザーが有効になっています。
試しに「まなびの森」のホームページを開き、画面下の「いらすとの森」と「げんき塾」のボタンを押してみてください。

どうですか?図のようにタブで表示されましたか?

このタブを押し替えることで、それぞれのページを行き来することができます。
たくさんのページを開いた時など、とても便利ですね。

 
  検索を便利に!アクセラレーター
 


インターネットを見ていて何か調べたい語句が出てきた時、今まではその部分をドラッグしてコピーし、検索窓に貼りつけて検索するというのが一般的でしたが、最近のInternet Explorerには「アクセラレーター」という便利な機能が備わっています。
元々は「加速装置」という意味ですが、転じて「すでに備わっている機能の性能を向上させるもの」を表します。使い方を見てみましょう。


調べたい語句をドラック゛すると、図のような青い矢印のマークが出てきたことはありませんか?(出てこない場合は、Internet Explorerのバージョンが古いため、対応していません。)

これがアクセラレーターのアイコンです。


では、そのアイコンをクリック(@)してみましょう。

何か小さな窓が出てきましたね。ここに出てくる内容は、パソコンによって違います
ここでは、「Googleで検索」をクリック(A)してみます。


@別のページが表示され、AGoogleの検索窓に、自動的に今ドラッグした語句が入った状態になっています。

すでに検索結果が表示されている(B)ので、その中から読みたいページを選びます。


 

これはほんの一例ですが、「Googleで検索」以外にも、いろいろな機能があります。

文字列をドラッグして使う方法は、どれも共通です。


 

元々パソコンに入っているアクセラレーター以外にも、好きなものを追加することができます。図のようにクリックしてみてください。(逆に不要なものを消す時は、Aの下の「アクセラレーターの管理」から削除します。)


 

「Internet Explorerギャラリーアドオン」というページに繋がります。(繋がりにくい時は、時間をおいて再度操作してみてください。)

画面の右端(または左端)にマウスを乗せると(クリックはしない)、画面が左右にスクロールします。

この中から自分の好みのものを選んでクリックし、説明を読んで気に入れば「Internet Explorerに追加」というボタンを押すだけで、すぐに使えるようになります。


 
  インターネットでも見られる取り扱い説明書
 


パソコンやプリンターを始め、テレビにDVD、電話やFAX、電子レンジや冷蔵庫などのキッチン家電、エアコンなどなど、家の中には家電製品があふれていますが、それらの取り扱い説明書はきちんと保管してありますか?

実は近年の製品は、インターネットで取扱説明書を見ることができる場合が多いのです。

 

説明書を紛失した場合だけでなく、パソコンで見る説明書は「検索」「拡大」など便利な機能を備えていますので、ぜひ活用してみましょう。


家電製品には、必ず製品のどこかに「型番」が表示されています。インターネットで取り扱い説明書を探す場合は、この型番で検索するか、あるいはメーカーサイトの中を探す方法などが挙げられます。

 

ここでは、ある携帯電話の取扱説明書を探すため、「型番」から検索をしてみました。

 

まず、YAHOO!JAPANなどの検索窓に「○-○○(型番) 説明書」と検索ワードを入力します。

うまく検索にかかると、取り扱い説明書をダウンロードできるページに行き着きます。

その場合「PDFファイル」と呼ばれるものをダウンロードするケースがほとんどです。

 

取り扱い説明書のように文字が小さく、ページ数も多いものは、そのままホームページに掲載すると、見る側は大変苦労をします。

 

「PDF」はそういった不便さを解消するために出来たものですが、それを見るためには専用のソフトが必要になります。

最近のパソコンには購入当初からすでにインストールされている場合が多いのですが、入っていない場合はこちらから無償でダウンロードすることができます。

取り扱い説明書がPDF形式で画面に表示されました。(一般のホームページより表示に時間がかかることが多い)

 

「ファイル」→「名前を付けて保存」で、パソコンに保存しておけば、インターネットに繋がなくても、いつでもダウンロードしたものを見ることができます。

 

では2〜3、便利な使い方をご紹介しましょう。

 

画面左端の@「しおり」と書いてある部分をクリックすると、あらかじめ登録されている目次が表示されます。

Aこの中から見たい項目をクリックすると、B素早く目的のページを探すことができます。

 

今開いているPDFファイルの中だけで検索したい場合は、「簡易検索」が便利です。

@編集→簡易検索とクリックします。 A検索ワードを入力し、「次へ」をクリックします。 B一致する語句が反転表示されます。

何度か繰り返して「次へ」のボタンを押し、読みたいページを探します。

 

せっかくページが見つかっても、文字が小さかったら読むのが大変ですね。

そういう時は「ズームイン」のボタン(プラスのボタン)を押してみましょう。一回押すごとに拡大率が上がっていきます。(縮小したいときはマイナスのボタン)

 

検索機能が備わり、自由に文字の大きさが変えられるPDFは、調べ物にとても便利ですね。

 
  キーワードと完全に一致するものだけを検索する
 


インターネットでの検索は慣れてきましたか?(検索について知りたい方はこちら)

検索窓にキーワードを入れて検索ボタンを押すと、その文字列が入ったページが一覧になって出てくるわけですが、どうも関係ないものまでが候補にあがってきて、目的のものを探すのに一苦労・・・ということがよくあると思います。

しかし、キーワードの入れ方を少し工夫するだけで検索結果は変わってきます。その一例をご紹介しましょう。


これは、Yahoo!の検索窓に「まなびの森」と入力して検索ボタンを押したところです。結果は・・・約109万件とかなり多いですね。(皆さんがたくさん見に来てくださっているおかげで、このホームページはかなり上位にあがっています。ありがとうございます。)

検索結果を少しのぞいてみましょう。

「まなびの森」と入力したはずなのに、「まなび」「森のまなび」「の森」・・・など、キーワードが細切れになっているものが見られます。

これは、検索結果を出すコンピュータが文字列をバラバラに読み取っていることで起こります。

不便なようですが、この機能がないと、完全にキーワードが一致していないと検索に引っかからないことになり、調べたい語句がはっきり分からない時に、キーワードの一部分だけを入力して調べることができなくなってしまいます。

 

キーワードがはっきり分かっている場合は、完全に一致するものだけが表示されるように入力すれば、かなり結果を絞り込むことができます。

キーワードを""(ダブルクォーテーション)で括ってみましょう。

この例では検索窓に"まなびの森"と入力してみました。

検索結果がずい分減ったのがお分かりでしょうか?

 

「まなびの森」というキーワードに完全に一致したものだけが表示されています。

 

特に固有名詞を調べるときに便利な検索の仕方といえるでしょう。

 
  続きを見たいサイトを簡単に呼び出す
 


ネットを閲覧していて、「このページ、また後で続きが読みたいな。」と思うことがよくあると思います。

今後も引き続きそのサイトを見る場合は「お気に入り」に登録するとよいのですが、一度見るだけで済むようなものでしたら、デスクトップにショートカットを置いておく方法が便利です。


Internet Explorerの画面が「最大化」になっている場合は、デスクトップ画面が少しでも見える状態にしなければならないため、「元に戻す(縮小)」ボタンを押してウィンドウを小さくします。

もし「元に戻す」ボタンを押しても画面がそれほど小さくならなかった場合は、画面が大きく引き伸ばされた状態になっています。
ウィンドウの右下部分を斜め左上方向にドラッグして、画面サイズを調節しましょう。

ウィンドウ左上にある「Internet Explorerの小さなアイコン」をデスクトップ画面の何もないところにドラック゛します。
からは、アドレスバーの先頭に付いているアイコンになります。
 

デスクトップ上に、そのページへのショートカットアイコンができました。(通常は「e」マークのアイコンですが、閲覧しているサイトの独自のアイコンの場合もあります。この例ではYahoo!のアイコン。)
Internet Explorerを終了しても、パソコンの電源を切っても、このアイコンは残っています。

次回閲覧したい時は、このショートカットアイコンをダブルクリックすれば、自動的にそのページが開いた状態でInternet Explorerが立ち上がります。

 

このショートカットが必要なくなれば、削除してしまっても大丈夫です。