届いたメールは「受信トレイ」にどんどん溜まっていきます。不要なメールは削除してしまえばいいのですが、中にはずっと保存しておきたいものもあるでしょう。
しかし、そのまま受信トレイに入れておくと後で読み返したいときに目的のメールを探すのが大変です。そこで受信トレイの中に新しいフォルダを作り、メールを整理してみましょう。
これは、受信トレイを開いたところです。 ずいぶんメールが溜まっていますね。
フォルダを作って整理しましょう。
フォルダ一覧の「受信トレイ」の上で右クリックをし、フォルダの作成を選択します。
@中身が分かりやすいようにフォルダに名前を付けます。ここではTAROUと付けます。 A「受信トレイ」をクリックします。 BOKをクリックします。
作成したフォルダまでドラッグすると、メールを移動することができます。
フォルダを何種類か作っておいて、分類していきましょう。
元に戻すときは、戻したいメールが入っているフォルダを開き(ここではTAROUフォルダ)、「受信トレイ」までドラッグします。
入れるフォルダを間違えたときも、同様に正しいフォルダまでドラッグさせればOKです。
パソコンで文章を編集する際、「切り取り・貼り付け」は基本の操作になりますが、それをもっと簡単にする方法があります。
ここでは、一般的に最も文章を打つ機会の多い「メール(Outlook Express)」での方法をご紹介します。
この文章の「赤や青の」の部分を、「アジサイが」の前に移動させたいと思います。
まず移動させたい箇所(切り取りしたい部分)をドラッグして、選択状態にします。
「アジサイが」の前にドラック゛します。 そのとき、マウスポインタが、図のような形に変わります。
目的の場所で、マウスのボタンから指を離します。
「切り取り・貼り付け」をした場合と同じ状態になりました。
「切り取り」ではなく「コピー」にしたい場合は、Aの手順のときに「Ctrlキー」を押しながら操作すればOKです。
この方法は、Wordやインターネットの掲示板の書き込みなどにも利用できますので、ぜひ活用してみてください。
メールには、純粋に文字だけを送る「テキスト形式」と、カラフルなメールを作成できる「HTML形式」というものがあります。
ここではHTML形式によって、メールの背景にイラストを入れる方法をご紹介します。
(セキュリティーの関係上、ビジネス間でのメールのやり取りはテキスト形式 にされている方がほとんどです。今回の背景付きメールは気心の知れた方同士での やりとりに適しています。送信相手のメール設定をご確認の上ご利用下さい。)
初めに、背景に使いたい画像を用意します。
ネット上から見つけてきたものでもいいですし(規約に注意しましょう)、自分で描いたものも喜ばれると思います。
ここに一つだけサンプルをご用意しました。この画像の上で「右クリック」をして「名前を付けて画像を保存」を選択してください。保存先は、今回はデスクトップにしてみましょう。
特に名前を変更しなければ、デスクトップに「mat1-01」という名前の画像ファイルが保存されます。
次にメールの新規作成画面を立ち上げます。
「メッセージの作成」ウインドウの中の「書式」をクリックし、「リッチテキスト(HTML)」を選択します。
再び「書式」をクリックし、今度は「背景」にマウスを合わせます。
出てきたメニューの中から「画像」を選択します。
「背景の画像」の中の「参照」ボタンを押します。
すると、コンピュータがどの画像を使用するか聞いてくるので、今回は「デスクトップ」に保存しておいた、先ほどの画像を選択します。
右下の「開く」ボタンをクリックします。
ファイル名の欄に、先ほど選んだ画像のパスが出てきます。
そのまま「OK」をクリックします。
メールの背景に、最初に保存した画像が出てきました。(画像は、繰り返して出てきます。)
メールの背景用に、「背景画像集」という感じの名前を付けたフォルダを作り、画像をたくさん用意しておくのも楽しいですね!(元々パソコンの中にもいくつか用意されています。)