データを持ち運ぶには(USBフラッシュメモリー)
 


自宅のパソコンに保存してある写真や、WordやExcelなどで作成したファイルなどを外に持ち出したい時に使うと便利なものに「USBフラッシュメモリー」があります。

自宅以外のパソコンで作業の続きをしたい時や、他の人にファイルを渡したい時などに使います。容量や機能によって価格が違ってきますが、最近では電器店などで数百円で手に入れることができます。

ここでは、その使い方を解説します。


USBフラッシュメモリーを、パソコンのマークが付いている差込口に挿します。パソコンによって差込口の場所・個数・差し込む向きが違います。向きが違っていたらささらないようになっていますので、無理に押し込もうとしないようにしましょう。

初めてそのパソコンに差し込んだフラッシュメモリーは、パソコン側が認識するまでに少し時間がかかります。そのまましばらく待ってみましょう。
パソコンの設定によっては、自動再生機能の画面が開くことがあります。今回は、出てきた画面は×印をクリックして閉じておきましょう。
パソコンに保存されているデータを、USBフラッシュメモリーにコピーしてみましょう。
方法はいくつかありますが、ここでは例として、デスクトップ上に保存されているExcelファイル「平成24年度会計」を、USBフラッシュメモリーに「送る」方法で説明します。

@USBフラッシュメモリーにコピーしたいファイルのアイコンの上で右クリックします。(フォルダーでも可です)
A「送る」にマウスを乗せると、さらに細かい選択肢が現れます。
B「リムーバブルディスク」をクリックします。
正しいUSBフラッシュメモリーの取り出し方を説明します。

@画面右下のマークをクリックします。(見当たらない場合は、△をクリックすると、その中にあります。)
AUSB大容量記憶装置の取り出しをクリックし、安全に取り外せる旨のメッセージを確認してからUSBフラッシュメモリーを抜き取ります。(まだ使用中のメッセージが出たら、しばらく待ってみましょう。)
他のパソコンにデータを移す方法です。
まず、次のように操作して、USBフラッシュメモリーの中身を表示させます。

@コピー先のパソコンに、USBフラッシュメモリーを差し込みます。
A●自動再生機能が働いた場合→「フォルダーを開いてファイルを表示」をクリックします。
  ●何も表示されなかった場合「スタートボタン」→「コンピューター」→リムーバブル記憶域があるデバイスの中の「リムーバブルディスク」(別の表現の場合もあります)をダブルクリックします。
コピーしたいファイル(フォルダーでも可)を、コピー先に向けてドラッグします。
ドラッグ中、「+○○へコピー」と表示されます。
ここではデスクトップに向けてドラッグしていますが、「マイドキュメント」などのフォルダー宛てでも操作は同じです。

パソコン側でファイルを操作して上書き保存した後は、中身をそろえるために、USBフラッシュメモリー側にもデータを上書きしておくとよいでしょう。(Bの方法で上書きできます。)
●使い方のヒント●
・役員さんなどで共同で1本購入しておくと、次年度への引き継ぎがスムーズにできます。
・USBフラッシュメモリーは、ちょっとしたことで簡単にデータが消えてしまいます。実際の作業は必ずパソコン側で行い、持ち運びや、短期間のバックアップ用として活用しましょう。
・プリンターやマウスなどが繋がっていて、USBの差込口が足りない場合は、「USBハブ」というものを購入すれば、いわゆる「たこ足配線状態」にして増やすことができます。こちらも数百円から購入できます。