誤変換した文字を、消さずに再変換する
 
文章を入力していて、変換・確定した後で誤変換に気付いた時、その文字を削除して最初から入力しなおしていませんか?
「変換キー」を使えば、すでに確定した単語を再変換することができます。

「お配りして」と入力したいところ、「億張りして」と誤変換されてしまいました。

次に訂正したい箇所をドラッグ(マウスの左ボタンを押したままなぞる)して、「変換キー」を押します。


一度でうまく変換されなかった場合は、「Shift」キーを押したまま「→」キーを何度か押して、変換したい文字を選択してから、再度「変換キー」を押下します。

消してやり直すことなく、きちんと変換されました。

 

  文章をコピーして、他の場所に貼り付けてみよう!
 
パソコンでは、コピーした文章を全く別の場所に貼り付けることができます。
ここではインターネットで見つけた文章を、メールに貼り付けてみます。

まず、コピーしたい部分をドラッグ(マウスの左ボタンを押しっぱなしにしてなぞる)してから、右クリックし、「コピー」を選択します。

次に文章を貼り付けたい部分(この場合は、メールの新規作成)をクリック。カーソルの位置が、貼り付けの始点になります。
続いてその画面上で右クリックして、「貼り付け」を選択します。

「インターネット」と「メール」。別々のものですが、文章のコピー・貼り付け(ペーストともいう)が可能であることがお分かりいただけたと思います。。
もちろんこの方法は、「メールを打つ」・「インターネットの掲示板に書き込む」・「ワードで文書を作成する」・・・などなど、あらゆる場所で活用できます。

 
  「名前を付けて保存」と「上書き保存」の違いは?
 
せっかく作った文書や大切な写真などを、パソコンの電源を切ってもきちんと残るようにするためには「保存」という作業が必要です。
ここでは「名前を付けて保存」と「上書き保存」の違いをご説明します。

全く新しく作成した文書を保存する場合や、デジカメなどから写真を取り込む時など、元になるファイルがない場合は、任意のフォルダやデスクトップなどにそのまま「名前を付けて保存」すればOKです。

「上書き保存」とは、まず元になるファイル【あ】があり、それを取り出して手を加えます。【あ'】


元になるファイル【あ】消してしまってもいい場合「上書き保存」を選択します。


元になるファイル【あ】を残したい場合は、「名前を付けて保存」【あ】とは異なる名前(ここでは【い】)を付けます。
例えば、デジカメの写真などを加工する場合は、必ず元の写真を残すようにするとよいでしょう。

 
  よく見かける、「デスクトップ」・「マイドキュメント」って?
 
パソコンを使っていてよく目にする「デスクトップ」と「マイドキュメント」。
この二つは、作成したファイルの保存や呼び出しには欠かせない存在です。
分かりやすくご説明しましょう。

「デスクトップ」とは、その名の通り「机の上」。 普段の生活でも、なにか書いたり作ったりする時には、机の上で作業をしますね。 それと同じイメージです。
「マイドキュメント」は「私の記録」。大きな「書類入れ」という感じです。 それが先ほどの机の上に置かれています。

これは、ワードで作った文書を保存しようとしているところです。
コンピュータが「My Document」(マイドキュメント)にワードのファイルを「回覧」という名前で保存しますか?と聞いてきています。
 
「保存」ボタンを押すと、マイドキュメントに、「回覧」という名前でワードのファイルが保存されました。

 
  自分のパソコンで何ができるか、のぞいてみよう!
 
パソコンのデスクトップ(画面)にアイコン(小さなイラスト)が出ていなくても、「全てのプログラム」の中にいろいろ隠れています。
せっかく入っているソフトを眠らせておくのももったいないですよね。
ちょっとのぞいてみましょう。

「スタート」ボタンをクリックして、「すべてのプログラム」にマウスを乗せます。 (Vista以降は、クリックすることで中身が表示されるため、Aより後の手順は必要ありません。)

こんなにたくさん出てきました。この中にはワードやエクセル、メールソフトやブラウザーソフト(インターネットを見るためのもの)はもちろん、ハガキ作成ソフトや音楽ソフト、ゲームなどもあります。

があるときは、マウスを乗せるとさらに続きが出てきます。マウスポインタを右にずらし、さらに上下に移動させて選択します。

たくさん出てきた項目を消すには、「Esc」キー(エスケープキー)を何回か押します。