パソコンや、ソフトの「バージョン」って?
 


今使っているパソコンや、その中に入っているソフトには「バージョン」というものがあります。

これは、改良されて新しいものができると付けられる番号で、通常は数が大きくなるほど良いものになっていきます。

ソフトの使い方の本などを買う場合に、違うバージョンのものを購入すると、内容が全く違っていて使えなかった・・ということもありますので、バージョン情報を調べる方法はぜひ覚えておきましょう。


まず、基本ソフト(OS)であるWindowsのバージョンの見方です。

デスクトップにある「My Computer」「右クリック」し、「プロパティ」を選択します。

「システムのプロパティ」というウインドウが開きます。

この中の「システム」というところに書いてある情報を控えておけば、まず大丈夫です。

なお、Windowsのバージョンは「98」「ME」「XP」「Vista」など、愛称で呼ばれることのほうが一般的です。

ソフトのバージョン情報は、ほとんどの場合「ヘルプ」の中で見られるように統一されています

インターネットを見るためのソフト、「Internet Explorer」の場合、「ヘルプ」「バージョン情報」で、赤枠の中の部分がバージョン名になります。

Vista以降は「ヘルプ」の表示がないものがほとんどです。
参考までに、Office製品(WordやExcel)の調べ方はこちらを。
Internet Explorerは、画面上部に歯車のアイコンがあれば、そこをクリックすることでバージョン情報を見つけることができます。


メールソフトの「Outlook Express」も、同じく「ヘルプ」「バージョン情報」で見ることができます。

「ワード」や「エクセル」は、起動するときに一瞬バージョン名を見ることはできますが、やはりヘルプから見ることができます。

 
  「適用」と「OK」の違いは?
 
パソコンを使用していて何か設定を変えようとした時に、最後に「OK」を押すのか、「適用」を押すのか、迷ったことはありませんか?

二つの違いをご説明します。


これは「Outlook Express」の各種設定を行う画面です。(ツール→オプション)

ここでは「起動時に〔受信トレイ〕を開く」を選んでみます。

「OK」をクリックすると、各種設定の画面が消え、元の画面(この場合はOutlook Express)に戻ります。

「適用」を押したときは、設定画面はそのまま残り、続けて別の設定に移ることができます。

ほんのちょっとしたことですが、覚えておくと便利ですね。

 
  ノートパソコンで、マウスポインタが勝手に動いてしまう
 


ノートパソコンに「マウス」を接続して使用していると、マウスポインタが思ってもいないような場所に飛んでしまい、入力を何度もやり直すことになる・・ということはありませんか?

それは多くの場合、知らないうちにパソコンの手前にある「タッチパッド」に手が触れていることが考えられます。 タッチパッドをOFFにしてしまう方法があります。

この方法は、パソコンのメーカーによっては当てはまらない場合があります。その場合は、お手持ちのマニュアル等でご確認ください。

パソコンによって違いますが、この写真のようにキーボードににマウスのイラストが描いてある場合、イラストと同じ色のFn(ファンクションキー)を押しながら、それをを押します。

すると画面上に「Internal Pointing Device:Disable」等のメッセージが表示され、タッチパッドが無効になります。

上記の方法では、パソコンの電源を切るとまた元に戻ってしまい、電源を入れる度に設定をやり直さなければなりません。

電源を切っても設定が継続される「マウスが接続されている時に、タッチパッドを無効にする」というものがあります。

「スタート」ボタンをクリック、「コントロールパネル」を選択します。

「プリンタとその他のハードウェア」をクリック。(Vista以降は、「ハードウェアとサウンド」の中から「マウス」をクリックします。もしくは「マウス」のアイコンが直接表示されていれば、それをそのままクリックします。)

その中の「マウス」を選択。

「マウスのプロパティ」ダイアログの「USBマウス接続時の動作」タブをクリックします。

その中の「自動的にタッチパッドを無効にする」にチエックを入れ、「OK」をクリックします。(機種によって、表記の違いあり)

 
  文字を打とうとすると、数字が出てくる
 


ノートパソコン
で、キーボードの真ん中よりやや右側のあたりを押すと、数字が入力されてしまい、文字が打てなくなった場合の対処方法です。



気付かないうちに「NUM(ナム)Lockキー」を押してしまったようです。
ここを押していると、キーの前面に小さく書いてある数字が入力されます。

もう一度「NUM Lockキー」を押すと、元に戻ります。
(表記の仕方は、パソコンによって違い、「NumLK」などと書かれている場合もあります。)

デスクトップパソコンの場合です。

キーボードの右側にある、数字専用の入力キー(テンキー)は、逆にNum Lockがかかっていないと機能しません。
テンキーを使用する場合は「Num Lockキー」を押しましょう。
ちなみに「Num」とは、ナンバー(number)からきています。

 
  画面下の青いバー(タスクバー)が、移動してしまった
 
移動してしまったタスクバーを元の位置に戻し、固定する方法をご説明します。

パソコン購入時は、一番下に配置されているタスクバーですが、何かの拍子に画面横などに移動してしまうことがあります。
移動してしまったタスクバーの上で「左ボタンを押したまま」、画面下に向けてマウスを動かします。この時、タスクバーは一緒に付いてきません。あるポイントを過ぎると「パッ」と移動します。

次から動かないように、タスクバーの固定をしておきましょう。
タスクバーの上で「右クリック」をし、出てきたメニューの中から「タスクバーを固定する」を選択します。