パソコンの画面をそのままコピーする(プリントスクリーン)
 


今ご覧いただいているこの質問コーナーには、パソコン画面の一部を切り取った画像をたくさん掲載しています。「これはどうやってするの?」というご質問をいただきましたので、お答えします。

◆なお画像処理ソフトは、Windowsに標準で入っている「ペイント」を使用します。(ここでは、XPとVistaのペイントの使い方で掲載しています。7や8をお使いの方は、「ペイント 使い方 Windows7」のようなキーワードで検索してみてください。)

キーボード上部に、「Prt Sc」(もしくは「Print Screen」)というキーがあると思います。
ノートパソコンは、もしかしたらその部分の文字の色が違うかもしれません。多くの場合、「Fn」キー(ファンクションキー)と組み合わせて使用します。

それでは、今開いているこのページを撮ってみましょう。
「Prt Sc」を押します。(もしくは「Fn」キーを押しながら「Prt sc」)

キーを押しても、見た目には何の変化もありません。そのため、一体何のために使うキーなのか、意外と知られていないようです。
実はパソコン内部の「クリップボード」という場所に、一時的に画像が保管されています。

「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」と進んでいって、「ペイント」を立ち上げてください。

「編集」→「貼り付け」をクリックします。

先ほど「Prt Sc」を押下した時点で画面に表示されていたものが、そのままそっくり出てきました。
ペイントの画面内に収まり切らなかった部分は、「スクロールバー」を動かすことで、見ることができます。

「MANABI」という部分だけ切り取ってみましょう。


@まず、「選択ボタン」を押します。
A切り抜きたい部分(ここでは「MANABI」と書かれた周囲)をドラッグします。
B「編集」をクリックします。
C「コピー」をクリックします。

続けて「ファイル」→「新規」→「無題への変更を保存しますか?」→「いいえ」で、新しい用紙(キャンバス)が用意されます。

@キャンバスが大きいと余白ができ過ぎる原因になりますので、最初にキャンバスの右下の「・」をドラッグして、できるだけ小さくしておきます。

Aキャンバスの上で「右クリック」します。

B「貼り付け」をクリックします。(もしくは、「編集」→「貼り付け」)

すると、先ほど点線で囲んだ部分だけが貼り付けられます。

「ファイル」→「名前を付けて保存」と進みます。

@ここではデスクトップに保存してみましょう。
A分かりやすい名前を付けます。
Bファイルの種類はいろいろありますが、今回は「GIF」を選びます。
C「保存」ボタンを押します。(色の情報に関するメッセージが出ますが、気にせずに「はい」をクリックします。)

ペイントを閉じて、デスクトップに新しいアイコンができていることを確認しましょう。
「GIFファイル」とは、「これは画像ですよ」というパソコンの決まりごとです。

ダブルクリックして開いてみると、点線で切り抜いた部分が出てくるはずです。

こうやって保存したGIFファイルは、ホームページやブログに掲載したり、メールに添付したりするのに向いています。

 
  ダウンロードってどんな意味?
 


パソコン用語の中で「ダウンロード」というものがありますね。「どんな意味?」というご質問をよくお受けしますので、簡単にご説明します。


みなさんはパソコンでどんなことをやりたいですか?

ワードで回覧を作りたい、年賀状を作りたい、エクセルで家計簿をつけてみたい、DVDを借りてきたから見てみたい・・・などなど、目的は様々だと思います。

それらを可能にしてくれるのがパソコンの中に入っている(インストールされている)「アプリケーションソフト」(単にソフトとも言う)です。

言い返せば、それに対応するソフトが入っていなければ「〜したい」という目的を果たすことはできません。

パソコンの中にはそういった「アプリケーションソフト」と、それを使って作成・再生・編集することができる「ファイル」というものが保存されています。(もちろんそれ以外にもありますが、ここでは省略します。)

写真やイラストなどの画像データ、ワードやエクセルのデータ、音楽データなどがそれにあたり、パソコンの中身の最小単位になっています。

このページをご覧になっているということは、現在「インターネット」に繋がっている状態ですね。

インターネット上には、膨大な量の情報が流れています。

その中には有償・無償で提供されている「ファイル」もあります。

また、ファイル同様に有償・無償にてソフトが提供されている場合もあります。(ソフトも、巨大なファイルの塊です。)


それらはインターネットに繋いでいる間は画面に表示されていますが、ネットから切断すれば消えてしまいます。


「ダウンロード」とは、インターネット上を流れているファイルやソフトを自分のパソコンに取り込むことです。

パソコンを使っていて、よく「コピー→貼り付け」の作業をすると思いますが、それのインターネット版とでも言いましょうか。

インターネット上のファイルを「コピー」して、自分のパソコンに「貼り付け」していると言うとイメージがつかみやすいかも知れません。

取り込む方法は対象によって違いますので、そのサイトの説明を読むのが近道ですが、画像の取り込みについてはこちらでもご紹介しています。


ダウンロードして自分のパソコンに保存すれば、インターネットから切断しても、いつでもそれを呼び出して使用することが可能になります。

ただし、注意しておかなければならないことがあります。

一つはファイルをダウンロードしようとするサイトに規約があれば、それをよく読むことです。有償・無償の区別だけでなく、著作権に関わることが書かれている場合もあります。

もう一つはコンピューターウイルスに注意するということです。

有益な情報を簡単に手に入れられるインターネットですが、中には悪意を持ったプログラムをあなたのパソコンに潜り込ませようとするものもあります。

何かをダウンロードするときは、信頼のおけるサイトかどうか見極めることが重要です。

 
  ウィンドウをきれいに並べて見てみよう
 


ウィンドウを2つ以上開いてそれを見比べながら作業をする・・といったときに便利な、ウィンドウを一発できれいに並べる方法です。

ただし、たくさんウィンドウを開いていると、かえって見にくくなってしまうので、注意が必要です。


例えば別々のインターネットの画面を二つ開いてみます。

両方が見やすいように、ウィンドウの端をつかまえて大きさを調節するのは結構面倒ですよね。

簡単に二つのウィンドウを並べる方法があります。

〔タスクバー〕の何も書いていないところで、〔右クリック〕します。

「上下に並べて表示」「左右に並べて表示」のどちらかお好みの並べ方を選択します。

(「重ねて表示」は、@の状態、「デスクトップを表示」は、全てのウィンドウが最小化された状態です。)

「左右に並べて表示」を選択してみました。

インターネットに限らず他のソフトでも同じように使えるのでいろいろ活用してみてください。

気に入らないときは、同じ要領でタスクバーを右クリックし「元に戻す」で、一つ前の状態に戻ります。

ちなみに直前に「アクティブウィンドウ」(ウィンドウの色が濃くなっている)だった方が左側(上下の時は、上側)にくるようになっています。

 
  自分で撮ったデジカメ画像を、デスクトップの壁紙にしたい
 


デジカメで撮った写真をパソコンに保存されている方は多いと思います。せっかくですので、いい写真が撮れたらぜひ壁紙に設定してみましょう。

ここでは、二つの方法をご紹介します。

◆ここでご紹介したのは 独自の方法ですが、「写真ファイルを右クリック」→「デスクトップの背景として設定」で、どのOSからも操作できます。


【写真の保存場所=デスクトップに作った「デジカメ写真集」のフォルダの中】

まず、デスクトップの何もないところで〔右クリック〕し、出てきたメニューの中から〔プロパティ〕を選択します。

〔画面のプロパティ〕の中の〔デスクトップ〕タブをクリック。

さらに〔参照〕をクリックします。

今回はまず〔デスクトップ〕をクリックし、出てきた項目の中から「デジカメ写真集」を選択します。

「ファイルの場所」が「デジカメ写真集」となっていることを確認します。

使いたい写真ファイルを選択してから〔開く〕をクリックします。 

先ほどの画面に戻ります。

プレビューに、選んだ写真が出ています。

これでよければ〔OK〕をクリックします。

【写真の保存場所=「マイドキュメント」の中の「マイピクチャ」】

この場合だけに使える簡単設定方法です。

〔マイドキュメント〕→〔マイピクチャ〕を開きます。

をクリックして「縮小版」を選択すると、一目でどの写真かが分かります。

使いたい写真をクリックし、左にある〔デスクトップの背景に設定する〕をクリックすると、完了です。