在宅医療連携拠点たんぽぽ

医療法人ゆうの森

見学・研修

東京有明医療大学 保健医療学部 鍼灸学科 
2013/8/8~8/9

-助教授 高梨 知揚 先生-
 まず、施設に入った時のスタッフの方々の多さと共に、その皆様が一同に会する広いスペースが存在することに驚きました。朝のカンファレンスは真に多職種での顔が見える連携の現場であり、全員が同じ場で同時に様々な情報を共有することで、スタッフ間の一体感、信頼感が形成される場となっているのであろうと推察しました。

 また、そのような場に鍼灸マッサージ師が入り、分け隔てなく情報共有をする様は、今後自分が医療連携を考える際に非常に影響を及ぼす光景になると思います。
 鍼灸マッサージ師の先生方への往診帯同や、医師・看護師の先生方への往診帯同をさせていただいた中で、改めて在宅医療における鍼灸・マッサージの意義を考える事ができました。

 

市立堺病院
2013/7/8~7/12

-岩本 善嵩 先生-
 先生方含め全てのスタッフの方の一言一言がとても勉強になり、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。
 スタッフの皆さんも本当にとても気さくでいい人達ばかりで有難かったです。どの職種の方々も気軽に声をかけて下さって、すごく居心地のよく、充実した時間を過ごすことが出来ました。何か月も一緒に働いているような気持ちにさせて頂きました。そして、皆が「患者さんと家族の満足度を少しでも高める」という一つの目標に向かって同じ方向を向いているというのを強く感じました。

 

東京大学医学部附属病院
2013/7/2~7/31

-研修医 小山 一様-
 1か月大変お世話になりました。病院ではなかなか学べない身体所見などを学べるかなと思って来た在宅でしたが、それだけでなく、医の原点ともいえる心の部分も学べた1か月でした。
 急速な少子高齢化が進み、多死社会を迎えるにあたって、在宅医療の普及は不可欠です。しかし、在宅医療の必要性はシステム上の要請だけではありません。患者さんの希望を叶えるという、医療本来の存在意義をみたすうえで極めて重要であり必要なのだと勉強させていただきました。
また、理想の医療を追及するうえでのチームの重要性、およびそのマネジメントも勉強させていただきました。特に大学病院で大人数が関わることによる非効率性(意思決定の遅れなど、いわゆる大企業病というのでしょうか)を目の当たりにし、複数人体制は患者さんのメリットとならないと考えていたので、複数人体制こそが患者さんのためになるというたんぽぽのシステムは目からうろこでした。自分なりにその秘訣を学ぼうと努力させていただいたので、東京に持ち帰り、実践していきたいと思います。
 診療同行や講義など、さまざまな形で皆さんにご指導いただき、本当に感謝しています。また、愛媛、四国のお勧めの場所や食べ物なども教えていただき、プライベートでも充実した日々を送ることができました。また、いつか皆様にお会いできる日を楽しみに、その時には今よりも少しは成長した姿をお見せできるように頑張っていきたいと思います。1か月間本当にありがとうございました。

 

守口長尾会クリニック
2013/7/24

-理事長 長尾 喜代治 先生-
 あっという間の時間でした。今回、精神科における在宅医療のあり方、運営について考えるために、見学研修をお願いしたのですが、振り返ってみると、今日、1日で学んだことは、忘れかけていた感覚、人として幸せになってもらうためにできることを考え、そのお手伝いができる幸せを感じる医療というものでした。
これから、私達の専門性を活かすことのできる在宅医療や連携を、永井理事長先生、皆様から学んだ、楽なように、やりたいように、後悔しないようにという言葉を、私達なりに解釈しつつ、形にしていきたいと思います。


-看護師 村上 有加利様-
 精神科の訪問看護とは全く違う世界にみえました。患者様との信頼関係づくりもきちんとされており、「すごいなぁ」という一言につきました。自分自身の訪問看護の在り方についても、もう一度見直さないといけないと思いました。 永井先生からクリニックのこと、在宅医療のこと、日本の問題などのお話しを聞き、日常でおきている様々なことが自分自身の業務に影響を及ぼしていることを感じさせられました。普段何気なく業務をしてしまうと、そのことが後々の社会にも影響するんだなということがわかりました。また、在宅医療をどのように提供していったほうがいいのかということを見えそうな気がしています。

 

公益社団法人 日本青年会議所 医療部会
2013/6/28

-益田 大輔様-
 現場において、補液を行うか否かという命題は大きく、家族の意向を慎重に聞きつつ、修正する瞬間に立ちあえたことはいろいろと考えさせられました。リビングウィルではないですが、本人の意思をベースに家族の意向、医師の見解を交えてすすめていければいいですが、高齢、認知症等々の事情があり、本人の意思の確認は難しいのが現状だと思います。より快適に、本人らしく、という観点からまずは寄り添い、自然体で本人の思い(痛みや不安も含め)に沿ってシンプルに対応するスタイルに感銘をうけました。
 「草木が枯れるように」という表現の通り、受容し、共有して、という姿勢を今後の診療にいかしていきたいと思います。


-河﨑 真也様-
 朝の申し送りを拝見させて頂き、当院における申し送りに使用する時間が少なすぎた事、スタッフ一人一人が十分に責任を持って申し送りが出来ていなかった事がわかりました。
 本日の気付きを来週のミーティングで話したいと思います。

 

-古本 太様-
 朝の申し送りがすばらしく、特にブログ形式のやり方は皆が情報を共有しやすく理解するのに良い方法だと感じました。
 同行した訪問看護では、家族との信頼感が感じられ、テキパキと看護サービスを提供していて頼もしく感じられました。

 

-千原 明得様-
 まず最初に驚いたのが、朝のミーティングでした。申し送り掲示板を利用したカンファレンス、ミーティングは自分の病院にも違った形で取り入れることができるのではないかと思い、興味深く見させて頂きました。

 

-譜々山 仁様-
 朝8時半からの熱気あふれる全体ミーティングで、和やかな雰囲気の中にもキビキビとした進行で内容が充実した申し送りをされている事に感銘をうけました。IT化が非常に整備されており、スタッフの皆さんが十分に活用されていることが素晴らしいです。

 

-渡辺 克哉様-
 当院も在宅療養支援診療所と在宅支援病院をやっておりますが、申し送りが各医療機関単体であり、先生のWebを使用しての多職種連携には非常に感銘を受けました。患者様の状態把握スピードが非常に速く、的確な所を少しでもマネできたらと思っております。
 当院のカンファレンスで早速報告させてもらいます。当院Dr、Ns、事務も非常に興味深く感じる事は確実です。その時はまたこのような機会をいただければ幸いです。宜しくお願いします。

 

-横部 武宜様-
 医師、看護師、他業種の連携の素晴らしさに感動しました。特に全員参加のカンファレンスには驚きました。早速持ち帰り、準備を進めて参ります。今後も参考にさせていただきます。体制作りからとなるので時間はかかりますが、準備段階で研修させていただければと存じます。

 

-川畑 太介様-
 まず、クリニックに入らせて頂き、対応して下さった職員の方の接遇が非常に良かったです。優しく、物腰良く話しかけて下さりました。クリニック内も非常に清潔で、整頓されていて働きやすい環境だと感じました。
 朝礼は、職員の方々が仲の良い雰囲気がかもしだされていて、当社も見習っていこうと考えました。申し送りは、見学前から聞いていた通り、素晴らしく画期的でした。システム構築、申し送りの流れ、取り組む姿勢、どれをとっても文句のない申し送りだと思います。
 「なぜこんなに一つになって運営できるのか」「様々な職種が集まっているのに、変な力のバランスはないのか」等々質問させて頂きました。
 お話しして思ったことは、一人一人の職員が、向上心を持ち、それを継続する思いを持っている。何より患者様のことを考えている。当たり前のことをコンスタントに毎日行っていくことの大切さを感じました。

 

-大井 貴正様-
 早朝のミーティングの方法でブログを使ったユニークさに驚きました。この方法は、スタッフの認識統一に有効と思い活用していこうと考えています。また、スタッフのスピーチ、プレゼンも大変興味深く学ばせていただきました。
 ブリーフィング後に訪問3件に同行させて頂きました。本当に患者さんの事をよく理解していて、また多分野との連携がスムーズでした。その理由は、毎朝のブリーフィングにあると思い徹底されていると感じました。

河原医療大学校
2013/6/24~7/5

-看護学科4年 與那覇 真琴様-
 在宅で療養されている療養者やその家族は色々な思いや生活上の問題を抱えており、療養者や家族が生活上困っている事を手助けする事や、話を聞くこと等療養者の個々が望んでいるケアを行う事が看護なのだと感じました。
 西予市にある俵津診療所にも実習に行かせて頂きました。診察の見学、補助を行っていると、診療所に診察に来る患者さんたちは、皆先生の顔を見たら安心して痛いところも無くなった、元気になったと言って笑顔で帰って行きました。この町の人々は、診療所の先生や看護師をとても信頼しており、診療所に先生がいるということだけでとても安心感があるのだろうという事を実感しました。
 きっと、この地域以外にも診療所がなく、医師や看護師が不足している地域はたくさんあるのだろうとも思いました。私の兄も沖縄県の久高島という島で地域医療に携わっており、兄もここの医師や看護師さんと同じような思いで患者さんに医療を提供しているのだろうと思いました。また、この診療所に来る患者さんを見ていると、きっと兄も島の人々にとってとても重要な存在であるのだろうという事も実感しました。
 私も将来このような地域で、医療を患者さん達に提供できるような看護師になりたいと思いました。


-看護学科4年 露口 典子様-
 訪問看護や訪問診療では、療養者の疾患や障害だけではなく、家族や介護力、療養者のADL、療養者や家族の思い、住宅状況、社会資源といったことを把握し、療養者だけではなく、介護者も看護の対象者として考えることを学びました。
 様々な自宅を訪問していくことで、わざわざ物品を購入しないで自宅にあるもので代用していく工夫や、療養者の自宅で暮らしたいという強い気持ちを学ぶことができました。
俵津診療所では僻地医療の実際を見学し、診療所が俵津地区にとってなくてはならない存在となっていることが理解できました。
 永井先生の講義では、無駄な輸液を中止することで、腹水や胸水、浮腫、痰がなくなることやターミナル期にある療養者は治療する医療から看取る医療へと切り替えていく必要があることを学ぶことができました。
 在宅看護は、療養者の思いを叶えられ、療養者のことを1番に考えられる看護であると思います。今回学習したことを今後の看護に活かしていきたいです。

 

-看護学科4年 光藤 里沙様-
 最初に驚いたことは、職員全体と俵津との朝のミーティングでした。病名や家庭環境を全員が把握していました。在宅医療では、特に他職種との連携が必要なため、チーム医療の重要性を実感しました。
 訪問に同行させていただいた際、患者さんや家族は病気を抱えながらも、笑顔でいきいきとした姿がとても印象的でした。コミュニケーションが困難な患者さんは、指差しや目線をおくると、反応がありとても嬉しかったです。今まで在宅医療について、知らなかったことが多くあり、こんなことも家でできる、こんな方法もあると思い、驚きの毎日でした。
 私は、病院実習に行った際は、自分の知識不足や看護技術の未熟さばかり気にしていました。今回の実習で、実際に患者さんをみて、自分の手で触れて、心で感じることが本当の看護だと思いました。人と人のふれあいや患者さんと握手をした際、人の手ってこんなに温かいんだと思い、人の温もりを感じました。
 私もたんぽぽのみなさんのような、患者さんに心から寄り添い笑顔と元気だけは誰にも負けない看護師になりたいです。そして将来は在宅医療に携わりたいと思いました。


東京大学医学部附属病院
2013/6/3~6/28

-研修医 髙澤 郁夫様-
 在宅医療は、患者さん個人個人に合わせたその人らしく生きることを支える医療なのだなと感じました。病院では良くも悪くも疾患のクリニカルパスやガイドラインに沿って病気の治療を行うので、ある意味では選択の幅はすくないですが、在宅医療ではまずその病気に対して積極的に治療を行うのかどうか、というところから考えていくので、患者さん一人一人の希望に沿った医療を提供していくことができるのだなと思いました。

 在宅医療のシステムについては、電子カルテ、IPHONE、申し送り掲示板などによる情報の共有が大事だなと思いました。共有がスムーズに出来ていれば当番医による対応がしやすくなり、しっかりと休みをとって疲弊しない医療へつなげていくことが出来るということがよく分かりました。
また、医師が複数いないと休みをとったりは出来ないため、たんぽぽのようにある程度の医師の人数は必要で、たくさんの人数をさけない僻地・離島医療などには適応するのは難しいのかなと思っていましたが、俵津のようにサテライトクリニックにローテーションで派遣する形にすれば、僻地診療でもちゃんと休みをとることが出来るので、疲弊しない僻地医療の良いモデルケースになると思いました。

 今後高齢化が進んでいく中で、在宅医療がもっと必要とされてくる分野なのだなと言うことが実感できました。身体診察の大切さと、それで分かることの多さを改めて感じ、今後自分の技術も磨いていかないと行けないなと思いました。


医療法人 慈風会 白石病院
2013/5/29

-管理栄養士・臨床栄養師 藤澤 美緒様-
 6年間、医療機関で勤務している私にとって、今回の訪問診療同行は有意義な時間でした。入院中の患者様と比べて、格段に違う点は表情が良いことと、リラックスした雰囲気でDr.やNSに気持ちを伝えているのではないかという印象をもちました。
 「食事面でアドバイスはありますか?」と永井先生から話をふられた時に、自分の知識の少なさと、その患者様にはどういう食事が必要なのかすぐに回答できず戸惑いました。
 普段、病院でアドバイスしている内容をとりあえずは伝えましたが、診療終了後に永井先生から「奥さんはいろいろ工夫をして料理をしている。調理しやすいものや、余命を考えて何を食べさせるのが本人、御家族にとって大切か。そこもふまえた方がいい。」と患者様に寄り添って考えることを教えて頂きました。
 どうしても栄養バランスのことに視点が向きがちですが、「口から食べる」という行為や、自尊心を大切にする視点を持って接することが、在宅医療を利用している患者様には必要と改めて感じました。

河原医療大学校
2013/5/20~5/31

-看護科 4期生 池畠 江美様-
 同行訪問は、初めと比べ、時間がもう少し欲しいと思うぐらいコミュニケーションをとれるようになりました。話をする中で、療養者の生活や環境・支えとなっていることなどが話の内容から理解できるようになりました。療養者だけでなく、介護者の精神的援助の必要性の重大さにも実際に関わったことにより学ぶことができました。

 コスモス療養者は、「家で死にたい」と強く願っている方が利用していました。また、介護者も負担はあるが「本人の希望に沿いたい」と在宅での治療・看取りを理解していました。人によって、社会制度・サービスは違います。しかし、最終目標は「みんながいる家で死にたい」という気持ちは一緒であると思いました。

 永井先生の話を聴いたときに、在宅医療・在宅での看取りについて多くの人に知られていないことを知り、ショックを受けました。2週間の実習を終えてからも記憶に残っています。在宅についてあまり知らない人や全く知らない人に何かの方法で知ってもらいたいと思いました。私一人で何か行えることがあるとすれば、広げるきっかけとなりたいと思っています。まずは身近な人に今回の経験を通して学んだことを話したいと思います。

 最後に、私は看護師となり、働いていく中で豊富な知識・正確な技術を身につけたいです。そして、在宅医療に携わり、在宅で看取るまでの援助・関わりや介護者の負担軽減などその人に合った方法を考え、提供までしっかりとできる看護師を目指したいです。これが私の今の夢です。本当にありがとうございました。

-看護科 4年 市田 鮎美様-
 初めはコミュニケーションで苦戦していましたが、看護師さん達を見て学んだり、アドバイスからコツを知ることができたので、だんだんと利用者さんとも会話ができ、また、会話ができない方でも目で合図をしてくれる方もいたためコミュニケーションをとることができました。

 僻地医療ということで、明浜町にも行かせていただき、現地での医療を見て人と触れ合うことで、小さな田舎町での診療所や在宅医療がどれだけ必要とされているのかが身をもって感じることができました。また、皆さんが知り合いで町全体が家族の様だと感じました。

 永井先生の理念研修では、今まで私が思っていた医療についての考えが変わりました。病院で治療することも大事ですが、その人にとって、今後幸せな時間を過ごすためには、と考えると、映像であったように体に負担をかける点滴や胃瘻は止めて、口から少しでも好きなものを食べて最後まで楽しく、楽に過ごせるようにするのも医療なのだと知ることができました。

 コスモスでの実習で、訪問看護についての勉強もできましたが、人との触れ合いや、五感を使っての学び、これからの在宅について、など様々なことを学び、考えることができました。2週間で学んだことを活かし、まずは国家試験を合格して、患者さんの中に入って心身共にケアができるような看護師になりたいです。 ありがとうございました。

-看護科 4期生 高田 志穂様-
 在宅実習の初日に朝のミーティングを見た際、他職種の方も参加しており、すごいな、と印象を受けました。他職種との連携もきちんと行ってく中で、利用者の方も在宅で安心して生活できているのかなと思いました。

 今まで病院実習では、コミュニケーションに困ったことはなかったのですが、在宅では会話が困難な方も多く正直大変である、返答がないのは辛いな、と思う気持ちが芽生えました。その中で、家族の方が「若い子が来ると表情が変わる」「表情が豊かになってる」と言ってくださり、家族の方の言葉が嬉しかったです。

 最終日には、利用者にしてあげたいことを学生で考え、3人で手浴を実施しました。利用者の方が歌を歌ったり、家族の方が「表情豊かになっとるよ」と言ってくださったり、ピースをしてくださったり、すごくやりがいを感じ、またとても嬉しい気持ちになりました。

 寝たきりになっても、会話ができなくても1人の人間であり誰でも自分の意見を言える権利はあると思います。その意見を尊重して、その人の望むようにすることが大切であると思いました。患者さんの気持ちを1つ1つ聞いて、信頼される看護師に、そしてたんぽぽのみなさんのような、優しい看護師になりたいと改めて感じる実習でした。


東京大学医学部附属病院 
2013/5/7~5/31

-研修医 谷本芽弘理様-
 色々なことが今まで経験してきた病院医療と違っていました。
今まで長期入院した患者さんが、退院時に「先生と会えなくなるのは寂しいね」と言ってくれたとしても、やはり家に帰れることがすごく嬉しそうな様子でした。そわそわして、朝一番に帰って行きます。そして、また会う=病状悪化で再入院ということなので、もう私と会わないことの方がいいことなのだな、と思うと少し寂しい気がしていました。でも、それは、どんなに一生懸命患者さんのためを考えたとしても、やはり病院の環境が家に勝ることはないということだったですね。そんな当たり前のこともゆっくり考えることを忘れていました。 そのことに思い当たる前に、また次々新たな患者さんが入ってきて、こなす業務も多くて、会話をほとんどしないうちに退院してしまう人もいます。一人一人の患者さんに入れ込むよりも、業務をこなして回転を速くすることのほうが求められていると感じることもあります。
 病院は私たちにとっては毎日通って働く場所で、慣れた環境です。しかし、患者さんにとっては決して慣れることはなく1日でも早く家に帰りたいのだということが分かりました。

 在宅医療を経験して、患者さんが家族に囲まれて自分のやりたいように生活していて、そこに医療も生活の一部として存在していることが分かりました。

 患者さん、その家族主導の医療があって、私たちは、患者さんの生きていく上での希望を少しでも実現するために具体的に医療行為やサービスを考えていくかたちを初めて経験しました。患者さんの生活、人生によりそう医療をみることができてよかったです。



いしが在宅ケアクリニック
2013/1/30

-理事長/院長 石賀 丈士 先生 -
 研修を通して強く感じたのは、職員の皆さま全員のホスピタリティーの質の高さです。1日の中でかわるがわる職員の皆さまが「お困りのことはありますか、お知りになりたいことはありますか」とお気づかいいただいたり、休憩室でもスッと輪の中に入れていただいたり、最後は温泉まで案内していただいたりと日頃から患者さんに対してや同僚の職員に対してもおもてなしの心が培われているためと感じました。
ゆうの森さんでの研修は、クリニックの研修という枠を越えた理想の職場、理想の会社組織とはなにかを考える本当に良い機会になりました。貴重な体験をさせていただき本当に感謝しています。

-総務課長/地域連携室長 井上 直哉 様-
スタッフの方々のいきいきとした姿や、やりがいをもって仕事をされている姿がとても印象的でした。そういった職場風土をつくりあげる為の、ホームページの工夫や新聞づくり、患者さんの誕生日の花のプレゼント、申し送りブログやモバイルの活用によるシステムの構築化、患者会や運動会などの各種イベント、スタッフが疲弊しない体制の構築、夜間休日などの当番体制、研修制度、在宅テスト、手厚い福利厚生制度など、ありとあらゆる体制もすごく勉強させていただきました。しかしスタッフの満足度が高い場所にあるには何と言っても、そこに患者さんの満足があるからこそできることなのだなあと改めて感じました。


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