保存場所を忘れてしまったファイルを探す(パソコン内の検索)
 


以前パソコンで作成した文書や表などをもう一度開きたい時に、思っていた場所にお目当てのファイルがなくて困ったことはありませんか?

 

また「内容は覚えているけれど、ファイル名までは・・・」ということもあると思います。

 

ここでは、Wordで作った文書の中のある語句だけを覚えていると仮定して、その語句を元に、パソコン内の検索によって行方不明のファイルを見つけ出す方法をお教えします。


Wordで次のような文書を作り、「検索テスト」という名前を付けてパソコンに保存をしました。

 

後日、このファイルを再編集しようと「マイドキュメントの中のWord集(仮)」を探しましたが、見つかりません。

どうも、いつも保存している「マイドキュメントの中のWord集(仮)」ではなく、どこか別の場所に保存してしまったようです。

 

おまけにファイル名(ここでは、"検索テスト")まで忘れてしまいました。

しかし、文書の中に「開花宣言」という言葉を入れた記憶だけはあります。

@スタートボタン A検索 をクリックします。

Vista以降は、検索はここから行います。

 

『検索結果』というウィンドウが開きます。
◆Vista以降はスタート画面に直接結果が表示されるので、その中から必要なものを選ぶだけでこれ以降の手順は省略できます。

何を探したいかによって、検索内容を選択します。この場合はWordで作った文書なので「ドキュメント」を選びます。

("ファイルとフォルダすべて"でも可。ワープロ・スプレッドシートなどと書いてあるのは、いわゆるWord・Excelで作成したファイルのことと捉えてください。)

思い出せる限りの条件を入力していきます。

「変更された最終時刻」が不明ならわからないのままでもOKです。

今回は「ドキュメント名のすべてまたは一部」(つまり、ファイル名:検索テスト)も忘れてしまっているので、この欄も空白でかまいません。

 

しかし、このままでは条件が一つも入っていないため検索できません。

そこで「詳細検索オプションを使う」をクリックします。

「ドキュメントに含まれる単語または句」に、作成した文書の中にあった語句を一語だけ、もしくはその一部だけでもいいのでキーボードから打ち込みます。

 

ここでは手順@にも書いていたとおり「開花宣言」と入力しました。

 

探す場所は「ローカルハードドライブ(C)」(または(C:;D:))がよいでしょう。パソコン内をくまなく探してくれます。

(応用:フラッシュメモリ内や外付けHDD内などを探す時は、それに応じた場所を選択します。)

 

条件を入力し終えたら「検索」ボタンをクリックします。

うまく見つかれば、ウィンドウ内に探していたファイルが表示されます。

アイコンの上にマスウを乗せると、どこに保存されているかが表示されます。

 

この場合は「マイコンピュータの中の→ローカルディスクのCドライブ→(このコンピュータの)OWNER(持ち主)→マイドキュメント→Excel2003ドリル」というフォルダの中に入っていることが分かりますが、前半は分からなくても大丈夫です。

 

デスクトップに「マイドキュメント」がありますね?

その中の「Excel2003」(仮)というフォルダを開くと、今回のファイルを見つけることができます。

 

もし、検索して結果が返ってきたけれど、その場所がどうしても分からないという場合は、検索して出てきたファイルのアイコンをダブルクリックするとそのファイルを開くことができますので、改めて分かりやすい場所に保存し直すという手もあります。


 
  フリーフォントをインストールする
 


パソコンの中には、何種類ものフォント(書体)が入っています。

WORDで文書を作成したり、年賀状を作る時などにはじっくりと書体を選ぶこともあるかと思いますが、インストールされていないフォントは表示することができません。

インターネット上には、フォントファイルを無料で配布しているものもあります。

ここではフリーフォントをダウンロードし、自分のパソコンにインストールする方法をお教えします。

ファイルの解凍・ダウンロード先を指定など、少し応用的な内容が含まれますので、ファイルの扱いに慣れた頃にぜひチャレンジしてみてください。


まず検索により、インターネット上からフリーフォントを配布しているサイトを見つけます。(検索ワードは、"フリーフォント"がよいでしょう。)

ここでは「窓の杜」というサイトで紹介されている「青柳衡山フォント」をインストールしてみます。

出てきたウィンドウの中の「DOWNLOAD」というボタンを押します。

セキュリティの警告が出てきたら、クリックして許可します。

Vista以降の場合、「名前を付けて保存」を選び、保存先は「デスクトップ」にしましょう。

XPの場合、ファイルは圧縮されていますので、こちらを参考にして、「aoyagikouzan2v1.lzh」ファイルを「+Lhaca」のアイコンにドラッグし、解凍します。(Vista以降は解凍ソフトは必要ありません。右クリック→展開で解凍されたフォルダーができます。)

デスクトップに、解凍済みのファイルができます。
◆Vista以降は、解凍済のフォルダーを開き、その中のアイコンを右クリック→インストールで、これ以下の手順を省略できます。

続いて、「スタート」→「コントロールパネル」の中の「デスクトップの表示とテーマ」をクリックします。

(表示がクラシック表示になっている方は、直接「フォント」と書いてある部分を探してください。)

画面左の「フォント」と書いてある部分をクリックします。

「フォント」フォルダの中身が表示されます。

 

解凍済みの「AoyagiKouzanFont2.ttf」ファイルを、フォントフォルダに向けてドラッグします。(インストール中という表示が出ます)

(画面が最大化されている場合は「元の大きさに戻す」ボタンを押し、ファイルが見える位置にウィンドウを動かしてください。)

フォントフォルダの中に「AoyagiKouzanFont2(true type)」が表示されていれば成功です。

 

WORD等を立ち上げ、フォント一覧に表示されているかどうか見てみましょう。

出てきた「青柳衡山フォント2」の文字をクリックすれば、そのフォントで文字を入力することができます。

「縦書き」に設定すれば、味のある文書ができますよ!

 
  パソコンの起動と同時にソフトを起動させる
 


パソコンを起動させた直後に必ず毎回使うアプリケーションソフトがある場合、自動的にそのソフトを起動させる方法があります。

ここではパソコン起動と同時に、「Outlook Express」を立ち上げさせて、メールの送受信を自動で行う方法をご紹介します。


まず、起動と同時にメールの送受信がされるように、Outlook Express側の準備をします。

メニューバーの「ツール」→「オプション」をクリックします。

「全般」タブをクリックし、メッセージの送受信の「起動時にメッセージの送受信を実行する」にチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックします。

「スタート」→「すべてのプログラム」の中から「スタートアップ」を探し、ダブルクリックで開きます。

Outlook Expressのアイコンを右クリックし、「コピー」します。

Aで開いておいた「スタートアップ」のメニューバーで「編集」→「貼り付け」をクリックします。

「スタートアップ」の中に「Outlook Express」が追加されました。これで、次回からパソコンの電源をONにした時に、自動的にメールのチェックまでが行われます。

ただし、複数のユーザーを登録している場合は、電源を入れると「ようこそ」画面が表示され、ログオンをする必要があります。(パスワードを設定している場合は、入力する。)

スタートアップに登録したものの、やはり元に戻したいという時は「スタートアップ」からそのアプリケーションのショートカットを削除すればOKです。

 
  フォルダのアイコンを気に入ったものにしてみよう
 


フォルダを新規作成すると黄色いアイコンができますが、どれもみんな同じもので、たくさんフォルダがあると中身を知るのにも一苦労です。

そこで、ぱっと一目で中身が分かるように、フォルダのアイコンを変更してみましょう。


仮に、デスクトップ上に「新規作成→フォルダ」で「イラスト集」というフォルダを作ります。(いつも通りの黄色いアイコンができます)

そのフォルダアイコンの上で右クリックし、「プロパティ」を選択します。

「イラスト集のプロパティ」が表示されます。

「カスタマイズ」タブの中の「アイコンの変更」をクリック。

パソコンに保存されているアイコン集がズラリと出てきます。

その中からフォルダの中身が分かりやすいものを選び、OKをクリックします。

ここでは「イラスト集」にちなんで、ディスプレイにパレットの絵が配されたものを選びました。

先ほどの「イラスト集のプロパティ」画面に戻ります。

この時、「フォルダアイコン」の項目の中に、今選択したアイコンが表示されていることを確認し、OKをクリックします。

デスクトップにある「イラスト集」の黄色いフォルダが、中身の分かりやすいパレットのイラストのアイコンに変わりました。

 
  拡張子を表示させよう
 


パソコン用語に「拡張子」(かくちょうし)というものがあります。

これは、パソコンがそのファイルを開くためにどのプログラムを使うかを判断するためのもので、ファイル名の後ろに「.doc」など、「.(ドット)」に続けて通常3〜4文字のアルファベットで表示されています。

アイコンである程度そのファイルが何であるかは判別できますが、セキュリティの観点などから拡張子を表示させておいたほうが良いという考えがあります。


「マイドキュメント」などを開いた時に、パソコンを買ったまま特に設定を変更しなければ、図のようにアイコン(大きさは様々です)と、ファイル名のみが表示されています。

そのまま(マイドキュメントを開いたまま)「ツール」(なければ、Altキーを1回軽く押して表示)「フォルダオプション」「表示」と進み、詳細設定の中の「登録されている拡張子は表示しない」チェックを外して「OK」をクリックしてください。

拡張子が表示されました。よく見かける拡張子の意味は、ご覧の通りです。大文字でも小文字でも意味は同じです。

先ほど「セキュリティの観点から」と書きましたが、「.exe」というのは「プログラムそのもの」であり、信頼のおけるもの以外はウイルス感染を予防する意味で、安易に開かないのが安全です。

※注※ 「名前の変更」などで拡張子まで一緒に変えてしまうと、そのファイルが開けなくなってしまうことがあります。「.」(ドット)より前の部分だけ変更しましょう。