在宅医療連携拠点たんぽぽ

医療法人ゆうの森

見学・研修

総合在宅医療クリニック
2012/12/3~12/5

-増井 法子 様-
 研修を受け、ここまでに至る様々なストーリーを伺い、在宅医療を根付かせるための理念とシステムがあることを体験することができました。多職種がチームとなり、協働していくためには、理念とその職種に与えられた役割を自覚すること、そして互いを理解し、信頼することが大切であると実感しました。
 また、永続する組織であるためには職員が疲弊しないシステム、勤務体制、研修体制、そして「お楽しみ」が必要であることも再認識しました。
 療養者や家族のためだけではなく、地域のため、そして何より私達自身にとって「より良いものをつくるためには・・・」を考えていきたいと思います。


小規模多機能 ふれあいの家ひまわり
2012/12/4

-富田 陽子 様-
 平成12年より在宅介護を中心に事業を家族で進めて参りました。ありがたいことに、熱心で代表の想いに賛同して共に頑張ってくれる職員に恵まれ、これまでやってこれました。
 介護保険の流れと共に、地域のニーズに応じようとグループホームや小規模多機能、サ高住と運営しておりますが、民間事業所としてのずっと悩み続けている医療連携が、ここ松山の地で理想的に展開されていること、本当にうらやましい限りです。永井先生や木原専務理事のグローバルな考え方に感心させられるばかりです。
 「ここに来て良かった」「あなたに会えて良かった」ご利用者もご家族も職員も、人として共に生き、共に学び、共に心豊かな人生となるよう、色々な面から今後も取り組んでいきたいと強く思いました。

-桧垣 和恵 様-
 永井先生の熱い情熱が良い人材を集め、地域の人や患者さんも喜び、良い成果となっているのだと感心致しました。
 職員教育も徹底されていて、学ぶ面が沢山ありました。自分達のできる所から見つめ直し、常に考えて日々楽しみながら努力していこうと思っております。

-松崎 久仁子 様-
  社会では高齢化の進む現在で、医療とはどういうものであるべきか、本当に大切な研修であったと思います。
 私自身も、以前病院勤務で看護師経験者でもありました。これからの医療の必要性をどうしていきたいか、私達一人一人が考えていき、一つの事に共有してチーム医療形成が一日も早くできていける事を望みたいです。


-和田 京子 様-
 たんぽぽクリニックの職員の皆さんのいきいきされた顔、無駄のない動き、朝のミーティング、モニターでの話し合いと、勉強になりました。
 また、永井先生の在宅医療、自宅での看取りの考え方や思い、木原専務理事の熱い思いが伝わり、素晴らしいと思いました。


-村上 尚代 様-
 机の上に無駄なものがない、同じ方向を向いている、真剣に意見交換している・・・本当にこのチームに関わられている患者さんは幸せだなぁと思いました。
 また、先生自身や専務理事さんが研修をしていただいたことは今までで初めてで、「マニュアルごえ」というか・・・本当に素晴らしかったです。また仲間に入れてもらい、勉強させて頂きたいです。

社会福祉法人はぴねす福祉会
2012/12/3

-黒河 すみれ 様-
 他の関連事業所と情報共有、意見交換を行い、皆さんが統一した方向にある事が分かりました。また、理事長の講義内容で「良い医療、良い訪問看護を長続きさせる、誰でもができるシステムが大切である」とあり、介護保険、医療保険の制度をしっかり勉強し、知識を吸収していきたいと思いました。
午後の訪問診療にも同行させていただき、多少なりの在宅の雰囲気を感じることができました。たんぽぽ方式では学ぶところが多く、今後に役立たせていきます。

-大平 利恵子 様-
 今回、先進的に在宅医療に取り組んでいらっしゃる貴法人の考え方、システムを学ばさせて頂き、ご利用者・ご入所者の方にとっての最善の介護ができるような体制を作りたいと思いました。
 朝の申し送りの始まりからの流れ、情報の共有化の必要性、職員の勤務体制、そして各職種技術・知識の向上等、在宅に限らず、全てにおいて方向性は同じであり、明日より見通しをしていきたいと思っております。

-能智 志乃 様-
 ゆうの森に到着すると、あたたかい感じのする建物で、中に入ると家に居るようでした。朝のミーティングは活気があり、カメラを通して全体の様子がわかりました。ブログ形式の申し送りも見やすく、どのような経過でどのような処置をとったのかとても良くわかりました。
 その後理事長より在宅医療の取り組みについてのお話がありました。なかでも看取りについては最期のあり方についてやさしく、深く、自然に医師と看護師が連携しているのだと感じました。


-谷 直樹 様 -
 「朝のミーティングはゆうの森の生命線である」というように、先ず朝礼の質に驚きました。ウェブ会議をとり入れ、各拠点が同時に情報を共有できるところがすばらしいと思いました。様々な職種の人が同等の立場で意見を言え、報告の内容も簡潔にわかりやすく話されていた点は、自拠点でも取り入れていきたいと思います。
 看取りの考え方は、看護も介護も同じだと思います。利用者様の意見や価値観を尊重し、ご本人様にとって必要な介護に取り組んでいきたいと思います。


-鈴木 富江 様-
 多職種による情報の収集から確実に共有化ができ、時間の短縮、問題点の話し合いがその場で出来る事に感銘しました。永井先生の在宅医療に対する想いも愛情を感じ、一緒に働いているスタッフがうらやましく思います。
全国から見学者が絶えないとの事で、職員のモチベーションも高く、やりがいのある仕事をされていることに刺激を受けました。これから立ち上げていくステーションとして見習う事が多く、患者が不安にならない訪問看護をしていきたいと思います。

ひだまりクリニック
2012/11/30

-前田 晃央 先生-
 今回、私はたんぽぽクリニックの患者情報管理など、システムを学ぶために見学させて頂きました。しかし、大切な事はシステムだけではなく、その背景や目的、システムを構築するための教育や研修の充実だということがわかりました。
 学んだ事を持ち帰り、充実した在宅医療ができるように頑張っていきたいと思います

こうなんクリニック・岡山光南病院
2012/11/26~11/27

-こうなんクリニック 院長 松尾 則行 先生-
 医師が疲弊しないようにと、「ゆるやかな主治医制」というシステムを構築され、実践されており、「患者満足度を上げるには」「多職種連携の方法」「職員間のコミュニケーションのとり方」などなど目からウロコの内容ばかりで、大変充実した研修でした。
 永井先生の往診同行では、在宅診療の真髄をみた思いが致しました。大変貴重な機会を与えて下さり、心より感謝申し上げます。

-岡山光南病院 副院長 宮森 政志 様-
 物事を行うことも大事であるが、長く続ける大切さを学びました。いかにして長く続けるか、どのように工夫すれば長く続けられるか、これは今後我々が業務を行うにあたって、十分に考えておかなければならないことであると実感致しました。これら長く続けるための貴クリニックの様々な試み、情報の共有化の方法、また、患者の満足が職員の満足につながるという考え方は共感致しました。

-こうなんクリニック 事務長 宮地 健太 様-
 多職種で連携しないと在宅の生活は難しいと言われ、研修などを受けイメージはしているが、貴院の様に実際行っている現場を拝見させて頂き、より具体的に自院で行わなければいけない事、足りないものが浮かび上がってきた感じがあります。
 事務方ではありますが、ケアマネージャーの経験が若干あった為、「事務がなんとか活躍できる環境がないか?」と模索していた為、ヒントも頂いた感じがあります。


-こうなんクリニック 松本 小百合 様-
 こうなんクリニックに入ってまだ10ヶ月程度の経験しかなく、看護師としての臨床経験もあまりない私にとって、今回の経験はとても大きく、自分の今後こうありたいと思う看護師像が明らかになりました。
 「もっと勉強していろんなことが知りたい!そしてその知識、技術で人の役に立ちたい」と強く思いました。本当にありがとうございました。
ました。

-こうなんクリニック 山谷 佳江 様-
 訪問看護は経験が無かった為、一緒に同行させて頂き、たんぽぽクリニックの理念をはじめ、患者様との関わり等を教えて頂きました。
 往診バッグの中が小袋で分けられており、一目で解かる様に用意されているところは、帰ってからも実践出来ればと思っております。
 職員の皆様の接遇が良く、何よりも在宅が好きで楽しんでされている印象を受けました。お忙しい中、本当に親切、丁寧に教えて頂きありがとうございました。

坂の上ファミリークリニック
2012/10/29~10/30

-院長 小野 宏志 先生-
 私が非常に感銘を受けたことは、俵津での先生の取り組みです。これからの日本にとって医療の面だけではなく、いろいろな面において一つの指標となると思います。在宅医学会をはじめ、そのほかいろいろな機会に啓蒙活動をして広く社会に伝えていっていただきたいと思います。
また、地域社会を支えていく上では、在宅医療が欠かせないものであることを今回の見学で実感しました。最期まで自宅で暮らすことができる強くて優しい地域社会、そして日本という国を作っていくことができるように、私たちも在宅医療や介護を通じて支えていきたいと考えています。

-管理責任者 小野 秀子 様
 木原専務のお話をお伺いしてて、「ゆうの森」さんの歴史がとてもよくわかり、大変興味深く聞かせていただきました。
「ゆうの森」さんではいろいろなイベントを企画されていました。企画から始まり、実際行うまで本当にエネルギーがいることで、それを普段の仕事をしながら行っていくそのエネルギー、モチベーションをどう保つか、そこがスムーズに行えていることに感銘いたしました。協力し合うことでスタッフ間の仲間意識みたいなものも生まれてくると思いますし、やり終えたときの充実感などもスタッフのモチベーションにつながってくるのではないかと思いました。

-統括責任者 細田 修 様-
 先生からお話をいただいた「最期に後悔しないようにしっかりと死に向き合っていくこと」「本人不在の意思決定でよいのか?」「先延ばしの医療から本人に直接向き合う医療」
自分でももう一度考えてみました。様々な選択肢はあると思いますが、自分も常に考えをもっていくことが必要だと感じました。
今回の見学を通して自分が今後何をしていくべきなのかを学ぶ機会となりました。在宅医療と介護の発展に微力ながら頑張って取り組んでいきたいと思います。


-医療事務課長 大隈 麻紀子 様-
  事務の立場から一番重要なポイントとしてはやはり、「全国統一在宅医療テスト」です。この統一テストのテキストは細かくポイントがまとめられていて、曖昧な表現がなく心強い信頼感がありました。このテストにスタッフ全員が参加し、算定に関することの知識を持っているのは患者様にとっても利益になり、また病院にとっても制度上のことをみんなが把握しているのですから、不備が少なくなり、マネジメントもしやすくなると思います。
在宅医療を希望される方々に医療的なアドバイスはできませんが、制度上のアドバイスなら、事務スタッフでもできます。少しでもこのような視点からお役に立てればと実感しました。


-事務 中村 真典 様-
  病院の成り立ちや運営の仕組み、経営理念など自分達と違うところも多く、ビックリする事もありました。中でも患者様に対する熱い思いと体験談には何回も感動しました。
私も往診事務として医師に同行をしており、患者様が喜んでいるところ、怒っているところなど、仕事をしながら貴重な体験をしていますが、今回のお話を聞き、改めて患者様や地域の繋がりが大切だと感じました。本当にありがとうございました。

ひだまりクリニック
2012/11/30

-前田 晃央 先生-
 今回、私はたんぽぽクリニックの患者情報管理など、システムを学ぶために見学させて頂きました。しかし、大切な事はシステムだけではなく、その背景や目的、システムを構築するための教育や研修の充実だということがわかりました。
 学んだ事を持ち帰り、充実した在宅医療ができるように頑張っていきたいと思います。

こうなんクリニック・岡山光南病院
2012/11/26~11/27

-こうなんクリニック 院長 松尾 則行 先生-
  医師が疲弊しないようにと、「ゆるやかな主治医制」というシステムを構築され、実践されており、「患者満足度を上げるには」「多職種連携の方法」「職員間のコミュニケーションのとり方」などなど目からウロコの内容ばかりで、大変充実した研修でした。
 永井先生の往診同行では、在宅診療の真髄をみた思いが致しました。大変貴重な機会を与えて下さり、心より感謝申し上げます。

-岡山光南病院 副院長 宮森 政志 様-
  物事を行うことも大事であるが、長く続ける大切さを学びました。いかにして長く続けるか、どのように工夫すれば長く続けられるか、これは今後我々が業務を行うにあたって、十分に考えておかなければならないことであると実感致しました。これら長く続けるための貴クリニックの様々な試み、情報の共有化の方法、また、患者の満足が職員の満足につながるという考え方は共感致しました。

-こうなんクリニック 事務長 宮地 健太 様-
  多職種で連携しないと在宅の生活は難しいと言われ、研修などを受けイメージはしているが、貴院の様に実際行っている現場を拝見させて頂き、より具体的に自院で行わなければいけない事、足りないものが浮かび上がってきた感じがあります。
 事務方ではありますが、ケアマネージャーの経験が若干あった為、「事務がなんとか活躍できる環境がないか?」と模索していた為、ヒントも頂いた感じがあります。


-こうなんクリニック 松本 小百合 様 -
  こうなんクリニックに入ってまだ10ヶ月程度の経験しかなく、看護師としての臨床経験もあまりない私にとって、今回の経験はとても大きく、自分の今後こうありたいと思う看護師像が明らかになりました。
 「もっと勉強していろんなことが知りたい!そしてその知識、技術で人の役に立ちたい」と強く思いました。本当にありがとうございました。
ました。


-こうなんクリニック 山谷 佳江 様-
   訪問看護は経験が無かった為、一緒に同行させて頂き、たんぽぽクリニックの理念をはじめ、患者様との関わり等を教えて頂きました。
 往診バッグの中が小袋で分けられており、一目で解かる様に用意されているところは、帰ってからも実践出来ればと思っております。
 職員の皆様の接遇が良く、何よりも在宅が好きで楽しんでされている印象を受けました。お忙しい中、本当に親切、丁寧に教えて頂きありがとうございました。

坂の上ファミリークリニック
2012/10/29~10/30

-院長 小野 宏志 先生-
 私が非常に感銘を受けたことは、俵津での先生の取り組みです。これからの日本にとって医療の面だけではなく、いろいろな面において一つの指標となると思います。在宅医学会をはじめ、そのほかいろいろな機会に啓蒙活動をして広く社会に伝えていっていただきたいと思います。
また、地域社会を支えていく上では、在宅医療が欠かせないものであることを今回の見学で実感しました。最期まで自宅で暮らすことができる強くて優しい地域社会、そして日本という国を作っていくことができるように、私たちも在宅医療や介護を通じて支えていきたいと考えています。

-管理責任者 小野 秀子 様
 木原専務のお話をお伺いしてて、「ゆうの森」さんの歴史がとてもよくわかり、大変興味深く聞かせていただきました。
「ゆうの森」さんではいろいろなイベントを企画されていました。企画から始まり、実際行うまで本当にエネルギーがいることで、それを普段の仕事をしながら行っていくそのエネルギー、モチベーションをどう保つか、そこがスムーズに行えていることに感銘いたしました。協力し合うことでスタッフ間の仲間意識みたいなものも生まれてくると思いますし、やり終えたときの充実感などもスタッフのモチベーションにつながってくるのではないかと思いました。

-統括責任者 細田 修 様-
 先生からお話をいただいた「最期に後悔しないようにしっかりと死に向き合っていくこと」「本人不在の意思決定でよいのか?」「先延ばしの医療から本人に直接向き合う医療」
自分でももう一度考えてみました。様々な選択肢はあると思いますが、自分も常に考えをもっていくことが必要だと感じました。
今回の見学を通して自分が今後何をしていくべきなのかを学ぶ機会となりました。在宅医療と介護の発展に微力ながら頑張って取り組んでいきたいと思います。


-医療事務課長 大隈 麻紀子 様-
  事務の立場から一番重要なポイントとしてはやはり、「全国統一在宅医療テスト」です。この統一テストのテキストは細かくポイントがまとめられていて、曖昧な表現がなく心強い信頼感がありました。このテストにスタッフ全員が参加し、算定に関することの知識を持っているのは患者様にとっても利益になり、また病院にとっても制度上のことをみんなが把握しているのですから、不備が少なくなり、マネジメントもしやすくなると思います。
在宅医療を希望される方々に医療的なアドバイスはできませんが、制度上のアドバイスなら、事務スタッフでもできます。少しでもこのような視点からお役に立てればと実感しました。


-事務 中村 真典 様-
  病院の成り立ちや運営の仕組み、経営理念など自分達と違うところも多く、ビックリする事もありました。中でも患者様に対する熱い思いと体験談には何回も感動しました。
私も往診事務として医師に同行をしており、患者様が喜んでいるところ、怒っているところなど、仕事をしながら貴重な体験をしていますが、今回のお話を聞き、改めて患者様や地域の繋がりが大切だと感じました。本当にありがとうございました。

亀田ファミリークリニック館山 井手 克行 先生
2012/10/22

 貴院での初めての見学で大変感謝しています。
まず驚いたのは人数の多さです。これまでに見てきたどの施設よりも多かったこと。これはケアを十分に時間をかけて行えるゆとりがあると思いました。そして、朝カンファでヘルパーもカンファに参加している事はすごく良いことだと思いました。ケアの最も大事な日常生活で、一番直結する職種が加わることは非常に重要と思いました。そして、非常に効率的な多職種、他施設カンファは関心を持って見させていただきました。
また、永井先生のお話を拝聴すると、先見の明を持っていらしており、家庭医の人達にも勇気を持てる話でした。


 

おひさまクリニック西宮 平井 奈々美 様・小網 景子 様
2012/09/25
-平井 奈々美 様-
往診中、訪問看護師さんや施設看護師さんが積極的に先生にご意見をおっしゃっていたのが印象的でした。それぞれの職種、目線を尊重し合い、信頼関係ができているからこそ、お互いの意見を臆することなく発言、主張できるのだろうと、またそれにより、地域の医療者、介護者が一つのチームとなり、患者様により良い療養生活を提供できるのだろうと感じました。
また、医療的なことだけでなく、制度のことについても、在宅医療に関する知識が深く、安心して診療を任せられるということ、スタッフの皆様が自信と余裕を持って笑顔で働いていらっしゃるお姿から、対外的な信頼を得られているように見受けました。


-小網 景子 様-
「たんぽぽ」の皆様が笑顔で迎えて下さり、生き生きと働く姿は印象的でした。朝の全員参加のカンファレンスには圧倒されました。
スタッフのモチベーションを高く保つために色々な取り組みをされていること、特に全国統一在宅医療テストを全員で受験しているというのは、とても素晴らしい取り組みだと思いました。
また、組織が大きくなり、医師を含めたスタッフの数が増えると、全職員が同じ理念で動けるかどうかが組織力の大小に関わっていくのだと感じました。皆がその必要性を認識して、楽しみながら仕事ができる職場環境を整えることが大切ですね。

河原医療大学校 看護学科
伊藤 沙矢加様・坂本 侑加理様・竹内 紀夫様
2012/08/13~08/21

-伊藤 沙矢加様-
今回の実習で特に一番心に残っていることは、ALSの療養者との会話です。療養者は、自分と同じ難病を持つ人が「最高の人生だった」「悔いはない」と言い切って人生の最期を迎えられるように、自分ができることを少しでもしていきたい・・・そのためには、まず自分自身が幸せになって、それを皆に知ってもらうことが第一歩なのだと話されました。また、「死ぬ事は決して悪い出来事ではない」という言葉は、私の今までの死に対する考え方を新しくしてくれた言葉でした。私は、「最高の人生だった」と言って人生の最期を迎えられる人が一人でも増えるように、これから自分が看護師になってできることを沢山していきたいです。

-坂本 侑加理様-
私は、実習が始まる前は「急性期に進みたい。看護師になるならば急性期しかない」と思っていましたが、2週間の実習の間で療養者・家族の方を見ているうちに在宅ほど相手に喜ばれ、必要とされ、距離が近い看護は他にはないのではないだろうかと感じました。訪問看護に行く時の看護師の人たちの楽しそうな顔、ケアをしている時の笑顔を見ていても、本当にやりがいが多くある領域なんだなと感じました。
また、俵津診療所では、外来時の待合室が町民にとって憩いの場・コミュニティの場になっているという事が分かりました。僻地にこそ看護・医療の原点があるのではないだろうかと思いました。

-竹内 紀夫様-
永井先生の講義を聞かせていただいて、自分の看護観、人生観が大きく変わりました。誰でも自分の人生は自分の思うように送りたいものです。在宅医療はその思いを後押しし、サポートするものだと知ることができました。住み慣れた場所で最期を迎えたいと思う人は多いし、私もそのように思います。しかし、現在の医療は治療が優先され、本人の意志が後回しになっているように思います。それでは後悔のない満足した人生を送ることは難しいと思います。
私は、本人の意志を尊重することができる看護師になりたいと思います。そして、笑顔の大切さと、人に喜ばれる喜びを忘れることなくこれからも看護を学んでいけたらと思っています。

河原医療大学校 看護学科 小林彩香様・菊地由佳様
2012/06/25~07/06

-小林彩香様-
初めてたんぽぽクリニックに来た時は、皆さんが笑顔で挨拶をして下さったり、実際に診療や看護で一緒に移動する時も、気さくに話してくださり、同じ立場として関わっていただいたことがとてもうれしかったです。
バイタルサイン測定では、私が測定した値をそのままカルテ(チャート)に記入していただき、私も看護師のうちの一人だと責任感を持つことができました。
被災地の写真を見ながら聴いた古川さんの話はとても感動し、私は看護師になりたいと改めて感じました。
永井先生の講義は、今後のことを見通す機会となり、DVD(四国羅針盤)は印象的で、僻地医療の実際を見ることができました。明浜では、人のぬくもりを感じ、自分自身が心にゆとりを持ち、患者さんと接することができました。人に必要とされることも自分の原動力になると思います。そのため、人から必要とされる人になりたいと思いました。訪問看護では、振戦の強い方と接した時にとても驚き、初めての経験だった私は不安から怖さへと変わってしまい、初回はすごく悩みました。2回目以降はその方の笑顔を見て心の緊張が一気に解けた気がしました。私が慣れるまで時間はかかってしまいましたが、こちらで実習することができ、良かったです。将来の在宅医療が今より多く普及することを楽しみにしています。二週間ご指導ありがとうござました。笑顔を忘れずにこれからもがんばります。


-菊地由佳様-
私は、実習が始まる前は「急性期に進みたい。看護師になるならば急性期しかない」と思っていましたが、2週間の実習の間で療養者・家族の方を見ているうちに在宅ほど相手に喜ばれ、必要とされ、距離が近い看護は他にはないのではないだろうかと感じました。訪問看護に行く時の看護師の人たちの楽しそうな顔、ケアをしている時の笑顔を見ていても、本当にやりがいが多くある領域なんだなと感じました。
また、俵津診療所では、外来時の待合室が町民にとって憩いの場・コミュニティの場になっているという事が分かりました。僻地にこそ看護・医療の原点があるのではないだろうかと思いました。


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河原医療大学校 看護学科 石井由香様・馬場章吾様
2012/05/28~06/08

-石井由香様-
私は、この在宅・訪問看護ステーションの実習で、在宅看護とは患者様やご家族との距離が近く、病院での医療と比べ、患者の意思・生き方がより尊重されているということを学びました。
私にとって初めて関わるALSの患者様は、症状の理解に繋がったことはもちろん、「身体が動かなくなり、喋れなくなる前に自分の思いやどう関わってほしいかを周りに伝えたい。またそれが同じ病気の人への支援に繋がる」という考え方を聞くことができました。
くも膜下出血の後遺症の患者様からは、患者様やそのご家族、患者様に関わる他職種者と楽しくコミュニケーションをとることも重要であることを学びました。
それぞれの患者様やご家族に共通していたこととして、ご家族が患者様を大切に思い、介護をしていることがよく分かりました。そのため、病院のようなケアではなく、患者様を「生活している人」とみて、大切に思ってケアをすることが必要であることを学びました。
また、患者様が送りたい生活というものがあること、患者様の生き方を大切にしなければならないことを学ぶことができました。


-馬場章吾様-
在宅は、利用者・家族の住みなれた自宅です。その自宅での療養を決断した方々と関わり、ケアを行うことは、病院よりも密接な人間関係の形成が必要だということを実際に同行して学ぶことができました。医療従事者である前に、一人の人間としての最低限の常識が必要なのです。
永井先生の講義で、「楽なように、やりたいように、後悔しないように」という言葉がありました。病気を治すのではなく、現在ある痛みをとることを最優先し、利用者・家族が希望する医療を提供して後悔しないように最後まで支えるということの大切さを学ぶことができました。
また、僻地診療研修では、物療を取り入れて、地域住民の生活背景や要望に沿った治療が行われており、そこにも患者様中心の医療がありました。診療以外でも電気マッサージをするために訪れている方がいらっしゃいました。そこには活気があり、診療所が地域住民の交流の場にもなっているように感じました。
治す医療として発展してきた日本にとって、どのような医療が正しいのかはわかりませんが、患者様のための医療であること、患者様の疾患だけを診るのではなく、その人の生活背景や本人・ご家族がこれからどうしたいかなどの希望により、その人を丸ごと診ることが大切であるということを学ぶことができました。


河原医療大学校 看護学科 和田孝泉様・真栄城太一様
2012/05/07~05/18

-和田孝泉様-
今まで在宅医療の現場を見たことがなかったので、家族も私自身も病院で最後を迎えると考えていましたが、病院とは違う、患者さん自身を見ている在宅での考え方や、実際の患者さんの偽りのない笑顔を見ると、在宅で看取り、看取られたいと思いました。患者さんだけではなく、介護者である家族の方を笑顔にしたいとも感じる様になりました。
永井理事長の講義で最後に言われた「幸せとは結果や成果ではなく、幸せとはどう生きるかの過程の中にある」が印象に残っています。その人の事を考えその人の求める事を実践し、役に立てた時、本当に楽しいと思うし、やりがいを感じると共感しました。


-真栄城太一様-
在宅療養されているPtさんには、住み慣れた家で家族に看取られたいという反面、家族に迷惑や負担をかけてしまうという精神的につらい気持ちを抱えている人が多いのではないでしょうか。そのためにも在宅医療により、患者さんの身体的ケア、家族の介護負担を減らすことが必要だと思いました。

 たんぽぽクリニックの特徴として、在宅医療の特化、夜間・休日対応、重症度の高い方にも積極的、松山市全般に対応しているとお聴きしました。患者さんを選ばないことや24時間365日対応することは、家族さんや患者さんにとって安心でき、頼りやすくなるものではないかと感じました。



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