日本の年齢別人口分布
出典:国立社会保障・人口問題研究所(http://www.ipss.go.jp/)
日本は世界の中で最も少子高齢化が進んでおり、世界のどの国も経験したことのない速度で人口の少子化・高齢化が進行しています。
日本の人口構成比の変化には二つの視点があえります。一つが人口減、もうひとつが高齢者の急速な増加です。
江戸時代では平均寿命が50歳程で、現在は、そのころに比べて『長生きできて良い!』と考えるのが本来ならば普通なのですが、人生の質という点ではどうなのでしょうか?
長寿な老人が健康に暮らし、地域社会においても一定の存在感を示すことができるならば、若年層たちにも、「いつかあのように素敵な老人になれる」という期待感を持って、日々を過ごしていく勇気を与えることができるのではないかと思います。
しかし具体的に何から始めればいいかというと・・・。それはなかなかわからないことです。
高度な技術力を持つ日本においては、労働力不足を補うための産業ロボット、高齢者福祉を進展させるための介護ロボットの需要普及が期待でき、それらの技術を世界的に普及させることで、経済的なメリットを日本にもたらすことも考えられます。
日本人の特質を生かし、現在定年等で労働意欲の有無に関係なく解雇されている有能な高熟練労働者層を生産人口に呼び戻すことも視野に入れながら、高齢者なっても「より豊かな幸せな人生」を過ごせるような活動を模索してくことが大切なのではないかと思います。
私達げんきの森の活動の中では、活動に参加される方々の特技を見つけ、それをご披露して頂いたり、ご援助いただけるような取組みをしています。
例えば絵が得意な方には絵手紙を描いていただでき、参加者の方に葉書を送ったり、手芸が得意な方には景品を作ってもらったり、お菓子作りが得意な方には、お菓子を準備してもらったりと無理のない程度で活動にご協力を頂いております。そういう皆様の優しさの欠片が集まり、小さな心のこもったハートを皆様にお届けしております。どうか皆様もこの活動にご参加頂き、昔取った杵柄で特技でご協力をお願いいたします。