「虹色缶バッジ」は、「豊かな在宅療養が出来る地域づくりに賛同している」という意志を表明するために、着けていただくものです。 「ピンクリボン運動」のような一種の社会運動のしるしのようなものだと思ってください。 「ご協力金」は「家族支援・音楽療法・栄養療法など豊かな在宅療養に必要な事業」に使わせていただきます。



医療
私たちは、在宅医療を必要とするさまざまな病気の患者さんに医療・看護を提供しています。特定の疾患だけではないので、医師や看護師は日々勉強が必要となります。休みの日を利用して全国の学会や研修会に参加している彼らを、クリニックとしても応援したいと思っています。

教育支援
次世代の在宅医療を担う若手人材の育成に力を入れています。当クリニックでは医学部・看護学部などの学生さんや若手医療者向けに、在宅医療の現場を知るためのプログラムをつくって視察や研修を受けいれています。その教育システムを年間50名以上の方々が利用されています。

栄養
柔らかく調理されたレトルトの「介護食」や、栄養補助食品を少しだけ味見したい、という方にサンプルをお渡しすることがあります。また管理栄養士が調理をした食事を、見本としてお持ちすることがあります。缶バッジ運動のお金はこうした材料費等にも使わせていただいています。

音楽療法
もともと缶バッジ運動は、音楽療法がきっかけでした。音楽療法の効果を私たちは実感していますが、医療とは認められないので、開業以来ずっと患者さんには無料提供しています。音楽療法士資格を持ったバイオリニストへの薄謝を、寄付でまかなっています。

家族支援
私たちは、患者さんだけでなく共に暮らすご家族のことも心配しています。ご家族のストレスや体調は、患者さんの体調や生活にも大きく影響するものです。せっかくのご自宅での生活を家族みんなでラクに楽しめるように、専門の相談員がご家族から相談を無料でお受けしています。