濱島 秀行 
音楽療法士

 母が老人ホームで慰問演奏のボランティアをしていた時に、私も幼い頃から習っていたヴァイオリンで演奏のお手伝いをするようになりました。演奏前は皆さん緊張した面持ちでしたが、演奏が始まると満面の笑顔になり、中には歌いだす方もいました。そんな音楽の力に何度か感銘を受け、音楽療法士を目指すことを決意しました。
 そして今、プロのヴァイオリニストとしての活動と共に、音楽療法士としても活動しています。好きな音楽を聴いてもらうことは、患者さんの心をリラックスさせます。また私のヴァイオリンにあわせて歌う患者さんも多く、ストレス発散や、肺の活動を活発にさせたり脳の活性化を促します。
 常に患者さんの心に寄り添うためには、患者さんの思いをキャッチして、こたえるための技量が必要だと感じています。
音楽で患者さんのいいところを引き出せること、音楽の力で人を幸せにすること。それが私の役目だと思っています。

<資格>
・岐阜県音楽療法士
・社会福祉士

<濱島秀行公式HP>
http://www.hamajima-violin.net/

 


安田 和代
管理栄養士

 以前は病院に勤務しておりました。病院での患者給食とは異なり、在宅では、それぞれのお宅にそれぞれの食卓があり、それぞれの味や食文化があります。また、「栄養指導」とか「栄養管理」という表現は適切ではなく、患者様には「食」を「楽」しんでいただけるよう、また、ご家族様には「楽」に「食」を支えていただけるよう「食楽支援」という言葉があっているように感じます。
 ご自宅で療養したいと思われる方が,安心してお過ごし頂けるようサポートさせて頂きます。「食」を通して、元気をお届けできたらと思います。

<趣味>
ガーデニング・ランニング
出張先での朝ラン大好き!
名古屋ウィメンズマラソン4回連続出場しました。
<資格>
・管理栄養士  
・在宅訪問管理栄養士
・TNT-D管理栄養士


合掌 かおり
食支援コーディネーター
(歯科衛生士)

 私自身が在宅介護をしていた時、クリニックのスタッフの皆さんにお世話になっていました。いま、そのご縁で総合在宅クリニックの職員となりました。 おいしく食べられない、話がしにくいといった困りごとがあっても、見てもらいにくい・相談しにくいのがお口のこと。医師の診療に同行した時に、「お口や歯のことで何か心配事や気になることはありませんか?」と声をかけると、「実は・・・」とお話してくれる在宅患者さんやご家族の方が多くいらっしゃいます。「歯科にも訪問してもらえるなんて知らなかった!よかった!」と喜んでもらえることが私のやりがいになっています。 お口は食べることや呼吸する“命の入口”であり、会話や表情をつくる“心の出口”です。在宅療養を送る多くの患者さんたちの、おいしく安全に食べることやお口の中を快適に保つお手伝いをしていきたいと思っています。

<趣味>
洋服づくり
<資格>
・歯科衛生士  


石川 明奈
言語聴覚士

 言語聴覚士として総合病院に勤務し、飲み込みに問題のある方や病気により喋りにくさのある方などのリハをしていました。そんな中、ある研修会で管理栄養士の安田さんに出会ったことが在宅医療との出会いでした。栄養指導ではなく、楽に楽しく食を支える食楽支援はすてきな言葉だと思いました。私もそんな食楽支援に携わることができたらと思い入職を決めました。 仕事をし始めて実際に患者さんのご自宅に伺うと、病院勤務の際の退院時指導は実際の生活に即してないものだったと感じることがありました。在宅の現場でもどのように伝えることがその方にとってベストなのかはまだまだ模索中です。これから関わっていく方々と楽に楽しく食べることができるように関わっていきたいと思っています。

<趣味>
シフォンケーキ作り
メダカのお世話

<資格>
・管理栄養士  


藪本 保
非常勤 理学療法士

 これまでに岐阜市内の療育センターで、脳性麻痺、染色体異常症、筋ジストロフィー症など先天性障害をもつ乳幼児から成人の方々のリハビリテーションを行ってきました。しかし、身体になんらかの障害を抱えた場合、障害そのものによる苦痛や困難さだけでなく、姿勢の変化や運動量の乏しさから体が硬くなったり、体力が落ちたり、さまざまな二次的合併症を引き起こしてしまうことが多くありました。こうした二次的合併症を予防するためには、病院でのリハビリテーションだけでは充分とはいえません。また、重度の障害によって通院が困難となり、適切な支援が受けられない場合も、在宅で運動するための環境整備や運動指導などが必要だと感じました。 自ら「動く」ことの大切さをお伝えできるように、安全で効果的な姿勢や運動の支援についてご本人、ご家族と一緒に実践していきたいと思っています。

<趣味>
スキー
スポーツ観戦